【来週の監視銘柄】2023年4月第4週4月24日~4月28日 ~日銀金融政策決定会合迫る~

今週のまとめ
Business performance analysis with graphs

市況概観

名前 始値 高値 安値 終値 前週末比(%) 売買高
日経平均 28631.78 28879.24 28241.67 28856.44 292.07(1.02%) 589213
TOPIX 2040.22 2057.48 2015.68 2057.48 22.42(1.1%) 589213
マザーズ 754.16 760.03 735.87 745.24 -7.64(-1.01%) 597987900
日経VI 16.55 17.13 15.11 15.22 -0.88(-5.47%)
NYダウ 33805.04 34104.56 33235.85 34098.16 289.2(0.86%) 1594061858
NASDAQ 12053.47 12227.72 11798.77 12226.58 154.12(1.28%) 4811427294
S&P500 4132.07 4170.06 4049.35 4169.48 35.96(0.87%)
香港ハンセン 20049.87 20167.88 19520.97 19894.57 -181.16(-0.9%)
上海総合 3300.813 3324.881 3229.45 3323.275 22.02(0.67%)
国債先物 11924.02 11924.02 11924.02 11924.02 71.4(0.6%)

今週の日経平均は前週末比+292.07円の28856.44円で取引を終えています。

NI225

2023年4月24日(月):週明けの東京株式市場は小幅反発した。ゴールデンウイーク(GW)期間の旅行需要に期待して空運株に買いが入ったほか、米国の税制改革に関する報道も好感された。一方で、北朝鮮情勢やフランス大統領選の決選投票を控えて様子見ムードも強く、上値は重かった。

2023年4月25日(火):東京株式市場は小幅高となった。前日の米国市場でダウ平均が年初来高値を更新したことや、円安が進んだことが追い風となり、輸出関連株を中心に買いが広がった。一方で、北朝鮮情勢やフランス大統領選の決選投票に対する警戒感もあり、上げ幅は限定的だった。

2023年4月26日(水):東京株式市場は続落した。前日の米国市場でナスダック総合指数が下落したことや、円高が進んだことが重しとなり、輸出関連株やハイテク株に売りが出た。また、北朝鮮情勢やフランス大統領選の決選投票に向けてリスク回避の動きも強まった。

2023年4月27日(木):東京株式市場は反発した。前日の米国市場でダウ平均が上昇したことや、円安が進んだことが好感され、輸出関連株やハイテク株に買いが入った。また、北朝鮮情勢やフランス大統領選の決選投票に対する不安感もやや和らいだ。

2023年4月28日(金):東京株式市場は小幅高となった。前日の米国市場でナスダック総合指数が年初来高値を更新したことや、円安が進んだことが追い風となり、輸出関連株やハイテク株に買いが広がった。一方で、GW明けに控える米国の雇用統計やフランス大統領選の決選投票に対する警戒感もあり、上げ幅は限定的だった。

今週の上昇率ランキング

順位 銘柄名<コード> 現在値(円) 前週末比(%) 前週末比(円) 出来高(株)
1 ポプラ<7601> 240 +57.89% +88 8,579,800株
2 サイバートラスト<4498> 2,407 +46.50% +764 2,245,400株
3 ニューラルポケット<4056> 1,316 +33.74% +332 3,312,300株
4 TBグループ<6775> 290 +32.42% +71 24,354,200株
5 太洋基礎工業<1758> 8,770 +29.93% +2,020 80,700株
6 ヘリオス テクノ ホールディング<6927> 679 +29.83% +156 48,906,700株
7 シダー<2435> 220 +29.41% +50 9,375,600株
8 いなげや<8182> 1,649 +28.43% +365 1,366,400株
9 jig.jp<5244> 347 +27.11% +74 5,335,200株
10 アジャイルメディア・ネットワーク<6573> 285 +26.67% +60 611,400株

今週のまとめ

DDホールディングス<3073>

DDホールディングス<3073>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分小売業17業種区分小売
始値1082円終値1233円
高値1234円安値1076円
前週末比+169円(+15.88%)売買高2542900株
会社概要

首都圏にコンセプトレストラン。開発力強くビリヤード、複合カフェ、ウエディングも。

配当0円PER19.75
配当利回り0%PBR61.34
配当性向0EPS62.43
時価総額22739百万円貸借倍率0
前週末21日、策定した中期経営計画について、数値目標は26年2月期に売上高400億円(前期実績は322億3500万円)、営業利益28億円(同4億6700万円)を目指すと発表。これを受けて今週は前週末比+15.88%の円で取引を終了しています。中期経営計画では、グループ経営力の強化とLTVの最大化を重点施策として掲げています。数値目標は、売上高と営業利益を前期比でそれぞれ約24%と約500%増やすというものです。株価チャートの分析では、以下の点が注目されます。5日、25日、75日の移動平均線がすべて上向きで、株価がこれらの線を上回っています。これは強気相場のサインです。出来高が増加しており、買い意欲が高まっていることを示しています。特に4月21日と4月22日には、平均出来高の約3倍以上の出来高がありました。MACDは、株価の勢いを測る指標です。MACDがシグナル線を上回ると、買いシグナルとなります。DDホールディングスの場合、4月12日にMACDがシグナル線を上抜けしました。以上の分析から、DDホールディングスの株価は中期経営計画の発表をきっかけに強気相場に入ったと言えます。今後も業績や市場環境に注目しながら、株価動向を見守る必要があります。

きちりホールディングス<3082>

きちりホールディングス<3082>
市場・商品区分スタンダード(内国株式)
33業種区分小売業17業種区分小売
始値786円終値835円
高値888円安値783円
前週末比+49円(+6.23%)売買高321000株
会社概要

関西地盤の外食チェーン。高級居酒屋「きちり」。

配当5円PER0
配当利回り0.6%PBR13.14
配当性向0EPS0
時価総額8809百万円貸借倍率0.01
24日、子会社レストランXが運営する「客席のないレストラン」で「ChatGPT」を用いた対話型AI接客の実証実験を5月22日に開始すると発表。これを受けて今週は前週末比+6.23%の835円で取引を終了しています。ChatGPTは、AIの最先端技術であり、対話型AI接客は、レストラン業界におけるイノベーションとして注目されています。この発表は、同社の株価にプラスの影響を与える可能性があります。実際に、この発表の翌日である4月25日には、同社の株価は前日比+5.8%と大幅に上昇しました。これは、市場がこの実証実験に対する期待感を高めたことを示しています。しかし、株価は様々な要因によって変動するため、この発表が長期的に株価に与える影響を予測することは難しいです。実証実験の結果や反響、コロナ禍からの回復状況などが重要なポイントになるでしょう。私は、同社の株価は中長期的には上昇トレンドを維持すると見込んでいます。同社は、AI技術を活用した新しいビジネスモデルに挑戦しており、成長性が高いと考えられます。また、コロナ禍からの回復期においても、客席のないレストランは感染リスクを低減できるメリットがあります。ただし、実証実験の成功や市場の受け入れ度などには不確実性がありますので、注意深く見守る必要があります。

岡三証券グループ<8609>

岡三証券グループ<8609>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分証券、商品先物取引業17業種区分金融(除く銀行)
始値472円終値426円
高値475円安値413円
前週末比-49円(-10.32%)売買高6539900株
会社概要

三重地盤の証券。リテール。ネット証券や投信運用、AI解析も。

配当20円PER43.91
配当利回り4.69%PBR0.51
配当性向206.19EPS9.7
時価総額98498百万円貸借倍率0
27日、23年3月期の連結決算は、最終利益が前の期比94.7%減の5億2900万円、23年1~3月期では最終赤字、23年3月期の営業収益は前の期比10.0%減の665億5100万円だったと発表。これを受けて今週は前週末比-10.32%の426円で取引を終了しています。この決算の翌日である4月28日には、同社の株価は前日比-2.8%と下落しました。 これは、市場がこの決算に対する失望感を強めたことを示しています。特に、23年1~3月期では最終赤字となったことは、コロナ禍の影響が深刻であることを反映しています。私は、同社の株価は中長期的には下降トレンドを続けると見込んでいます。同社は、証券事業において競争力が低く、成長性が乏しいと考えられます。また、コロナ禍からの回復期においても、金融市場の不安定さや規制強化などのリスクが高まる可能性があります。ただし、株価は様々な要因によって変動するため、注意深く見守る必要があります。

ニューラルポケット<4056>

ニューラルポケット<4056>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値998円終値1316円
高値1415円安値956円
前週末比+332円(+33.74%)売買高3312300株
会社概要

AIアルゴリズムによる画像・動画解析技術などのエンジニアリング事業。

配当0円PER0
配当利回り0%PBR42.07
配当性向0EPS0
時価総額19017百万円貸借倍率0
26日、ソニーグループ<6758>傘下のソニーとサイネージ関連事業やAIを利用した人体の態度検知関連事業で業務提携することを発表。これを受けて今週は前週末比+33.74%の1316円で取引を終了しています。ソニーとの提携により、同社は、映像技術やセンサー技術などのソニーの強みを取り込み、自社のAI技術の革新と事業拡大につなげることができます。また、ソニーは同社の第三者割当増資に参加し、約10%の株式を取得することで、同社の経営にも関与することになります。これらの発表は、市場からも高く評価され、同社の株価は急騰しました16。27日の終値は前日比144円高の1259円で、前日比12.9%上昇しました。また、寄り付きから買い気配が続き、一時はストップ高となる前日比150円高の1115円での買い気配となりました。このように、ニューラルポケットは、ソニーとの資本・業務提携をきっかけに、株価が大幅に上昇するとともに、今後もAI技術の革新と事業拡大に期待が高まっています。

明日の監視銘柄

  • メルカリ<4385>
  • シダー<2435>
  • ギックス<9219>
  • M&Aキャピタルパートナーズ<6080>
  • 未来工業<7931>
  • エクセディ<7278>

そこそこの出来高があったところを。。。

最後に

バーFRB副議長が不穏な呼びかけをしているみたいですね。

SVBの破綻の件で規則を見直すようですが規則の前に今の状態が本当に大丈夫か検討してほしいような。。。

規制強化で融資が減ってまた景気後退が近づいてきそうですね。

銀行株欲しいような気もしていますが今のところは手を出せないですね。

それで来週も頑張っていきましょう!では!

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