【来週の監視銘柄】2023年8月第2週8月7日~8月10日 ~恒大集団が破産申請、日経下落~

今週のまとめ

市況概観

名前 始値 高値 安値 終値 前週末比(%) 売買高
日経平均 32015.96 32504.85 32015.96 32473.65 1022.89(3.25%) 706530
TOPIX 2277.94 2304.79 2273.45 2303.51 66.22(2.96%) 706530
マザーズ 756.61 759.75 752.39 759.51 45.12(6.32%) 598735700
日経VI 20.03 20.1 19.2 19.23 -0.29(-1.49%)
NYダウ 35273.89 35335.45 34263.19 34500.66 -780.74(-2.21%) 1548370581
NASDAQ 13599 13789.16 13161.77 13290.78 -354.07(-2.59%) 4585597745
S&P500 4458.13 4490.33 4335.31 4369.71 -94.34(-2.11%)
香港ハンセン 18697.33 18792.72 17900.77 17950.85 -1124.34(-5.89%)
上海総合 3159.714 3186.234 3123.25 3131.953 -57.3(-1.8%)
国債先物 ——– ——– ——– ——– -(-%) ——–

今週の日経平均は前週末比+1022.89円の32473.65円で取引を終えています。

NI225

8月14日(月):株式市場は反落。米国で生産者物価指数が市場予想を上回る伸びとなり、米金利の上昇で割高感の強まる電機や精密機器、機械株に売りが優勢となった。債券市場は下落。米長期金利の高止まりと円安、5年債入札を翌日に控えていることが重しとなった。為替市場では円が対ドルで一時145円台前半まで下落し、昨年11月以来の安値を更新した。

8月15日(火):株式市場は反発。外国為替相場が一時1ドル=145円台半ばと円安に推移し、電機や精密機器など輸出関連銘柄に買いが入った。4-6月期の実質国内総生産(GDP、年率)速報値が前期比6%増と市場予想を上回る伸びになったことも相場の追い風になった。債券市場は下落。米長期金利の上昇や為替相場の円安を受けて売りが優勢だった。同日行われた5年債入札が弱めの結果だったことも重しになった。為替市場では円が対ドルで145円半ばと、昨年11月以来の安値圏で推移した。

8月16日(水):株式市場は反落。米国で7月の小売売上高が市場予想を上回る伸びとなり、高い水準にある政策金利がより長い期間維持されるとの懸念が広がった。中国経済の先行きへの不安もくすぶり、鉄鋼や非鉄金属といった素材関連や商社株が値を下げた。債券市場は上昇。前日に20年国債入札の不調で超長期債中心に利回りが大きく上昇した反動に加え、投資魅力の高まりから買いが優勢になった。海外市場で10カ月ぶりの高水準を付けた米国の長期金利が時間外取引で低下したこともプラスに寄与した。為替市場ではドル・円相場は1ドル=145円台半ばで推移した。

8月17日(木):株式市場は3日続落。根強いインフレ懸念を背景に米国などの債券利回りが高止まりし、懸念した売りが出た。中国経済の先行き不透明感も重しになった。日経平均株価は週間で3.1%安と、下落率は今年最大になった。債券市場は反発。前日に20年国債入札の不調で超長期債中心に利回りが大きく上昇した反動に加え、投資魅力の高まりから買いが優勢になった。為替市場ではドル・円相場は1ドル=145円台前半に下落した。

8月18日(金):株式市場は反発。米国の金利上昇が一服したことや日本株をはじめアジア株が総じて弱含む中、ドル高・円安の流れは一服した。半導体関連株は底堅く推移した。債券市場は上昇。米長期金利の低下や利回り水準に魅力を感じる買いが入った。為替市場ではドル・円相場は1ドル=145円台半ばで推移した。

今週の上昇率ランキング

順位 銘柄名<コード> 現在値(円) 前週末比(%) 前週末比(円) 出来高(株)
1 アジャイルメディア・ネットワーク<6573> 1,120 +109.35% +585 3,390,400株
2 AmidAホールディングス<7671> 948 +103.87% +483 593,400株
3 エスケーエレクトロニクス<6677> 2,717 +76.31% +1,176 3,506,300株
4 アトラグループ<6029> 309 +69.78% +127 3,778,100株
5 jig.jp<5244> 524 +68.49% +213 32,298,200株
6 東京日産コンピュータシステム<3316> 1,743 +63.97% +680 804,300株
7 河西工業<7256> 269 +54.60% +95 23,296,700株
8 久世<2708> 1,570 +52.87% +543 1,341,400株
9 小田原機器<7314> 848 +49.82% +282 879,800株
10 INFORICH<9338> 3,430 +44.00% +1,048 2,805,300株

今週のまとめ

エスケーエレクトロニクス<6677>

エスケーエレクトロニクス<6677>
市場・商品区分スタンダード(内国株式)
33業種区分電気機器17業種区分電機・精密
始値1583円終値1541円
高値1583円安値1533円
前週末比-1176円(-43.28%)売買高3506300株
会社概要
 
配当33円PER11.28
配当利回り2.14%PBR0.97
配当性向24.16EPS136.61
時価総額30887百万円貸借倍率0
14日、23年9月期の連結業績予想について、売上高を275億円から276億円(前期比10.9%増)へ、営業利益を43億円から46億円(同20.5%増)へ、純利益を25億円から30億円(同9.6%減)へ上方修正したと発表。これを受けて今週は前週末比-43.28%の円で取引を終了しています。株価は2023年8月18日に10年来高値を更新しました3。これは、業績予想の上方修正発表が好感されたことや、液晶ディスプレイ市場の回復が期待されたことなどが要因と考えられます。株価は上昇トレンドにあり、上値余地があると判断できます。しかし、株価は10年来高値を更新した後に反落しました。これは、利益確定売りや高値警戒感などが要因と考えられます。株価は一時的に過熱状態になり、調整局面に入ったと判断できます。株価は25日移動平均線や75日移動平均線をサポートラインとしています。これらの移動平均線は上向きにカーブしており、中長期的な上昇トレンドを示しています。株価はこれらの移動平均線を下回らない限り、上昇トレンドが継続すると判断できます。株価はボリンジャーバンドの上限付近で推移しています。ボリンジャーバンドは株価の変動幅を表す指標で、上限や下限に近づくと反転する可能性が高くなります。株価はボリンジャーバンドの上限付近で推移していることから、株価の上昇力は強いものの、反落するリスクも高いと判断できます。以上の点から、株価チャートの分析では、株価は中長期的には上昇トレンドにあるものの、短期的には整局面にあると判断できます。株価の上昇力は強いですが、反落するリスクもあります。そのため、株価の動きに注意しながら、業績や市場環境の変化にも敏感に対応する必要があります。

jig.jp<5244>

jig.jp<5244>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値315円終値311円
高値315円安値300円
前週末比-213円(-40.65%)売買高32298200株
会社概要

ライブ配信サービス「ふわっち」を中心としたソフトウェアの提供。

配当0円PER31.95
配当利回り0%PBR10.32
配当性向0EPS9.73
時価総額22036百万円貸借倍率0.49
14日、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算について、営業利益は4億5300万円で着地し、通期の計画(9億9200万円)に対する進捗率は約46%となったと発表。これを受けて今週は前週末比-40.65%の311円で取引を終了しています。同社は2024年3月期においても引き続きふわっちの成長を牽引すると見込んでおり、新規ユーザー獲得やコンテンツ充実に注力するとしています。また、同社は自社開発のデータベース技術や動画配信技術を活用して、様々な分野でビジネスチャンスを探っています。これらの取り組みは、同社の収益基盤を強化し、株価にもプラスに働くと考えられます。一方で、同社は競合他社との差別化や技術革新にも注力しなければなりません。特にライブ配信サービスは多くのプレイヤーが参入しており、市場環境は厳しくなっています。また、同社は投資や開発費用などの経費増加も見込んでおり、利益率の低下も懸念されます。総合的に判断して、jig.jp<5244>は今後も成長性が高い企業であると言えますが、市場動向や競争状況にも注意しなければなりません。株価チャートからも分かるように、同社の株価は過去3か月で約2倍以上に上昇しており、一部では過熱感も指摘されています。したがって、投資判断は慎重に行う必要があります。私の個人的な見解としては、同社の株価は中長期的には上昇トレンドを維持すると予想しますが、短期的には調整局面に入る可能性もあります。その場合は、買い場を探るチャンスと捉えることができます

エーアイ<4388>

エーアイ<4388>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値920円終値941円
高値941円安値910円
前週末比-124円(-11.64%)売買高431800株
会社概要

音声合成エンジン「AITalk」を開発・販売。

配当0円PER532.5
配当利回り0%PBR4.42
配当性向0EPS1.77
時価総額5503百万円貸借倍率0
17日取引終了後、中国のアイフライテックと協業契約を締結したと発表。これを受けて今週は前週末比-11.64%の941円で取引を終了しています。エーアイは音声合成技術において国内外で高い評価を得ており、iFLYTEKとの協業契約はその実力を証明するものとなります。これにより、エーアイの株式に対する信頼感や期待感が高まる可能性があります。iFLYTEKは中国市場において圧倒的なシェアを持つ音声技術企業であり、そのパートナーとなることでエーアイは中国市場への進出や拡大の機会を得ることができます。中国市場は音声技術の需要が高く、今後も成長が見込まれるため、エーアイの収益性や成長性にプラスの影響を与える可能性があります。エーアイは世界陸上競技選手権大会という国際的なスポーツイベントに関わることで、その社会的貢献度や社会的評価を高めることができます。また、世界中から注目されるイベントにおいて自社の技術を披露することで、海外市場への認知度や魅力も向上する可能性があります。以上の点から、この発表はエーアイ<4388>の株価に対してポジティブな要因となると考えられます。

さくらインターネット<3778>

さくらインターネット<3778>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値945円終値940円
高値945円安値922円
前週末比-176円(-15.77%)売買高6900500株
会社概要

データセンター運営。ホスティング・クラウドサービス。小企業、教育機関クラウド。

配当3.5円PER46.89
配当利回り0.37%PBR4.76
配当性向17.46EPS20.05
時価総額41984百万円貸借倍率0.58
16日付の日経新聞朝刊で「行政のデジタル化を支えるクラウドで、欧州を中心に外資依存から脱却を図る動きが広がっている」と報道。これを受けて今週は前週末比-15.77%の940円で取引を終了しています。この記事は、欧州でのクラウド市場の成長や競争力向上に寄与する可能性があることを示しています。さくらインターネットは、欧州での事業展開を積極的に進めており、欧州でのクラウド需要の増加や多様化に対応できるサービスや技術力を持っています。したがって、この記事は、さくらインターネットの欧州でのビジネスチャンスや収益性が高まることを期待させるものと言えます。一方で、この記事は、欧州でのクラウド市場の規制強化や自主性確保の動きも伝えています。これは、米国企業などの外資系クラウドベンダーに対する不信感や警戒感が強まっていることを示しています。さくらインターネットは、自社でデータセンターを保有していないため、米国企業などと提携してクラウドサービスを提供しています。したがって、この記事は、さくらインターネットの欧州でのビジネスリスクや競争力低下も懸念させるものと言えます。以上のように、この記事は株価に対してプラスとマイナスの両方の影響を及ぼす可能性があると考えられます。

明日の監視銘柄

  • ヘッドウォータース<4011>
  • アジャイルメディア・ネットワーク<6573>
  • JDSC<4418>
  • エーアイ<4388>
  • アトラグループ<6029>
  • 環境管理センター<4657>

そこそこ上昇していたところを。。。

最後に

今週は恒大集団の件でかなりポートフォリオを変更しました。

いつかは来ると想定していたのである程度はどうするか決めていましたが、いざ変更するとなるとなかなかすぐに行動に移せないものですね。

日経ダブルインバもマシマシなので今週が押し目になって反発するとそれはそれでまずいですね。。。

来週は夏休み明けの大口が戻ってきそうですがどっちに動く形になるんですかね。

決算プレイで個人は追証くらっている人もそこそこいそうなので大口がどっちにつくかで来週の流れは決まりそうですね。

個人的には下落目線で反発しそうなタイミングをしっかり見極めたいところなのかなと思っています。

それで来週も頑張っていきましょう!では!

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