今週のまとめ
先週に引き続き歴史的な暴落と暴騰を繰り返す1週間でした。今までの自分の経験がなかなか生かされないそんな相場でした。
3月9日(月)には原油価格の暴落と急速な円高によって日経平均2万円割れ。3月13日(金)には、年初来の日経平均の下落率は29％となり、5週連続の下落で3年4か月ぶりの安値を更新しました。TOPIXの下落率は30％に達しています。3月12日(木)にWHOは新柄コロナウイルスの世界的感染拡大をパンデミックと宣言し、この宣言によってさらにリスク回避が加速しました。
週末の新型コロナウイルス関連ニュース
- 日本、国内感染者780人(3月14日時点)
- アメリカ、入国禁止をイギリスまで拡大し計28か国 国内での移動を禁止 トランプ大統領、新型コロナウイルス検査の結果陰性
- イタリア、感染者2万人越え
- スペイン、不要の外出制限、非常事態宣言
- フランス、食料品店、薬局などを除き営業停止
- トルコ、欧州9か国から入国を停止
- デンマーク、4月13日まで国境閉鎖
- メキシコ、1か月の休校
- イスラエル、携帯電話の通信データを傍受し感染者の監視
- フィリピン、マニラの封鎖始まる
- ニュージーランド、入国者に14日間の自主隔離の義務付け
- ブラジル、ボルソナ大統領、新型コロナウイルス検査の結果陰性
- ネパール、エベレスト登山禁止
- 韓国、株空売りを6か月禁止
- 国連本部、不可欠な場合を除き全職員を在宅勤務
- 日銀、新型コロナウイルス感染症対策本部を設置
- カナダ銀行、緊急利下げ
思ったより早く日経平均16000円台に突入したなという感じです。そろそろ下限かなとも思うのですがリーマンショックの頃と比較するとAIによる取引の割合が増えているのでまだわからないなと考えています。
しかし、来週の月曜はリバウンドの可能性が高いなと思うので、じゃんじゃんデイトレしていきたいですね。長期では、底をしっかりと見極めて押し目買いをしていきたいです。
日経平均はオリンピックの開催の有無でもう一段階下落するかどうか。信託銀行が買い始めているのでそろそろ買い戻してもいいかもしれませんね。私は崩れにくそうな銘柄に関しては来週あたりから買っていこうかなと。
今週の気になった銘柄
VIX短先物<1552>
米国市場の波乱時に上昇する特性を持つ指数である米VIX指数とリンク。11日には米VIX指数は75.47と急騰しリーマンショック時の水準まで上昇。それに伴い、VIX短先物は3日続伸。13日には一時値幅上限まで買われる。今週はこれがなかったらマイナスでした。さすがに乖離し過ぎなので来週以降は下げそうですが銀行破綻、オリンピック開催中止、コロナに乗じたテロなんかがあるとまた上昇しそうですよね。
イグニス<3689>
スマホ向けアプリの企画、制作、運営。ソーシャルゲーム、婚活サイトの運営。巣ごもり消費の関連としてゲーム関連に買いが集まっているようですね。ほかにもAiming<3911>やHEROZ<4382>なども買われたようです。この地合いのなかですがゲーム関連は3月中はしっかりと確認していきたいです。
オンコセラピー・サイエンス<4564>
がん治療ワクチン創薬ベンチャー。東大医科研発。引け間際の動きとPTSでの動きが不自然でした。なにかあったのでしょうか。創薬ベンチャーとのことなので今回のコロナウイルスの件でなにか漏れたとかですかね。
第一商品<8746>10日11日S安
商品先物取引大手。貴金属の現物取引も重視。10日正午に、過去の決算において不適切会計処理の疑いがあったと発表。9日までに金価格の上昇に伴ってあげていたのでこの発表で大きく下げましたね。しかし、PTSでかなり買われているようなので来週はどうなるんでしょうか。
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