【来週の監視銘柄】2023年5月第4週5月22日~5月26日 ~バブル後最高値更新の明暗は分かれる~

今週のまとめ
Business performance analysis with graphs

市況概観

名前 始値 高値 安値 終値 前週末比(%) 売買高
日経平均 30735.71 31352.53 30558.14 30916.31 107.96(0.35%) 656876
TOPIX 2158.27 2188.66 2139.55 2145.84 -15.85(-0.73%) 656876
マザーズ 748.03 764.56 725.69 725.69 -21.86(-2.92%) 470306400
日経VI 19.66 19.9 18.42 19.33 -0.74(-3.69%)
NYダウ 33408.54 33512.3 32586.56 33093.34 -333.29(-1%) 1524113475
NASDAQ 12664.44 13001.91 12415.85 12975.69 317.79(2.51%) 4515834829
S&P500 4190.78 4212.87 4103.98 4205.45 13.47(0.32%)
香港ハンセン 19479.06 19806.44 18620.84 18746.92 -703.65(-3.62%)
上海総合 3278.596 3308.533 3168.57 3212.504 -71.04(-2.16%)
国債先物 11920.82 11920.82 11920.82 11920.82 -7.22(-0.06%)

今週の日経平均は前週末比+107.96円の30916.31円で取引を終えています。

NI225

22日(月)は、米国の債務上限問題や中国景気への警戒感がある中、海外勢の買いが続き、日経平均株価は8日続伸して31086.82円(前週末比278.47円高)で大引け。

1990年7月26日以来の高値水準で引けた。好業績株や出遅れ銘柄などへの押し目買いが支えとなり、後場には一段高し31000円台に乗せた。

23日(火)は、利益確定売りが優勢となり、日経平均株価は129.05円安の30957.77円で大引け。前日に付けた年初来高値から反落した。

米国株式市場の上昇や円安進行を好感した買いもあったが、米国のインフレ懸念や中国当局による暗号資産規制強化の報道が重しとなった。

24日(水)は、米国株式市場の上昇や円安進行を好感し、日経平均株価は続伸して31164.34円(前日比206.57円高)で大引け。

1990年7月27日以来の高値水準で引けた。海外勢を中心とした先高期待を背景とした買いが継続し、先物主導で上値追いの展開となった。

25日(木)は、米国のインフレ懸念や中国当局による暗号資産規制強化の報道が重しとなり、日経平均株価は下落して30858.07円(前日比306.27円安)で大引け。前日に付けた年初来高値から反落した。

短期的な過熱感や利益確定売りも意識され、幅広い銘柄に売りが先行した。

26日(金)は、米国のインフレ懸念や中国当局による暗号資産規制強化の報道が重しとなり、日経平均株価は下落して30551.80円(前日比306.27円安)で大引け。前日に付けた年初来高値から反落した。

短期的な過熱感や利益確定売りも意識され、幅広い銘柄に売りが先行した。

今週の上昇率ランキング

順位 銘柄名<コード> 現在値(円) 前週末比(%) 前週末比(円) 出来高(株)
1 燦キャピタルマネージメント<2134> 23 +130.00% +13 41,706,000株
2 ヤマシナ<5955> 115 +74.24% +49 131,682,500株
3 ispace<9348> 1,748 +73.24% +739 82,399,000株
4 ピクセラ<6731> 3 +50.00% +1 11,368,100株
5 GMB<7214> 1,782 +43.94% +544 5,998,200株
6 ベクター<2656> 269 +43.85% +82 16,632,200株
7 エム・エイチ・グループ<9439> 270 +35.68% +71 4,815,700株
8 Arent<5254> 5,400 +32.35% +1,320 4,402,100株
9 鉄人化計画<2404> 409 +31.94% +99 10,526,100株
10 PKSHA Technology<3993> 2,708 +31.20% +644 5,988,400株

今週のまとめ

ispace<9348>

ispace<9348>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分サービス業17業種区分情報通信・サービスその他
始値1010円終値1748円
高値1843円安値987円
前週末比+739円(+73.24%)売買高82399000株
会社概要

月への物資輸送サービス、月面開発事業。

配当0円PER0
配当利回り0%PBR0
配当性向0EPS0
時価総額142837百万円貸借倍率0

前週末19日、23年3月期決算説明会書き起こしについて、月面着陸に失敗した「ミッション1」の業績への影響について、顧客からの想定売り上げが約1億円減少する見込みとしたものの、24年3月期業績への影響は軽微としているほか、契約している三井住友海上火災保険と月保険を締結済みで、保険金の受領を見込むと発表。これを受けて今週は前週末比+73.24%の円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、発表前日から発表後日までに一目均衡表の雲を上抜けし、転換線や基準線も上向きになりました。また、出来高も急増し、MACDもゴールデンクロスを形成しました。これらは、株価の上昇トレンドが強まっていることを示しており、中期的にはさらなる上値を目指す可能性が高いと言えます。
一方で、株価は発表後日に年初来高値の2,373円から約半値まで下落した水準から反発したものであり、長期的には依然として下降トレンドにあることに注意が必要です。また、RSIは70を超えて過熱気味であり、短期的には調整局面に入る可能性もあります。したがって、株価動向には引き続き注意深く注視する必要があります。

三菱重工業<7011>

三菱重工業<7011>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分機械17業種区分機械
始値5540円終値5955円
高値5993円安値5518円
前週末比+417円(+7.53%)売買高19627900株
会社概要

総合重機最大手。航空・宇宙・造船・防衛産業。小型機に参入。潜水艦。

配当160円PER10.52
配当利回り2.69%PBR1.14
配当性向28.27EPS566.06
時価総額2009007百万円貸借倍率1.13
日経新聞電子版が21日、「国内造船最大手の今治造船は、液化二酸化炭素の輸送船分野で三菱重工業子会社の三菱造船と提携する」と報道。これを受けて今週は前週末比+7.53%の5955円で取引を終了しています。この提携は、脱炭素社会に向けてCO2を回収し地中に貯留する技術(CCS)が有望視されている中で、貯留地への長距離輸送技術が重要にな2ることを見据えたものです。両社は大量輸送が可能な大型船を共同で開発し、2024年中に初号機を受注し、2027年の竣工を計画していますこの発表は、三菱重工業の環境ビジネスへの取り組みを示すものであり、中長期的な成長戦略として評価される可能性があります。液化CO2輸送船は、CCS技術の実用化に欠かせない要素であり、将来的な需要が見込めます。また、日本の大手造船会社同士が連携して競争力を確保することも、国際市場での優位性を高めることにつながります。一方で、この発表は短期的な株価変動には大きな影響を与えないと考えられます。液化CO2輸送船はまだ実用化されておらず、受注や収益の見通しは不透明です。また、CCS技術自体もコストやエネルギー効率などの課題があり、普及には時間がかかると予想されます。さらに、三菱重工業の業績は造船部門よりも航空宇宙やエネルギー部門に大きく依存しており、造船部門の動向が株価に与える影響は限定的です。

PKSHA Technology<3993>

PKSHA Technology<3993>
市場・商品区分スタンダード(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値2080円終値2708円
高値2790円安値2078円
前週末比+644円(+31.20%)売買高5988400株
会社概要

AIベンチャー。画像認識・自動対話などディープラーニング技術開発。トヨタと連携。

配当0円PER128.34
配当利回り0%PBR2.85
配当性向0EPS21.1
時価総額84398百万円貸借倍率0.24
同社は 22日、アイリスオーヤマに人工知能(AI)対話エンジン「PKSHA Chatbot」が導入されたことを発表。これを受けて今週は前週末比+31.20%の2708円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、同社は今年1月に年初来安値をつけた後、3月に年初来高値を更新しましたが、その後は調整局面に入りました。しかし、今回の発表をきっかけに上昇トレンドに転換した可能性があります。5日移動平均線や25日移動平均線が上向きになり、75日移動平均線や200日移動平均線も上抜けしました。出来高も増加しており、買い意欲が高まっていることが分かります。今後の展望としては、同社は2023年9月期の売上高を前期比17.3%増の135億円、経常利益を同3.2%増の16億円と予想しています。AI対話エンジンの需要は今後も拡大すると見られており、同社はトヨタなど大手企業とも連携しています。信用倍率も高く、空売り圧力が強いこともありますが、業績や市場環境の改善により株価はさらに上昇する可能性があります。

イオレ<2334>

イオレ<2334>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分サービス業17業種区分情報通信・サービスその他
始値1638円終値1892円
高値1986円安値1580円
前週末比+241円(+14.60%)売買高1226100株
会社概要

グループコミュニケーション支援「らくらく連絡網」運営。求人、広告配信事業。

配当0円PER57.85
配当利回り0%PBR7.13
配当性向0EPS32.71
時価総額4904百万円貸借倍率0
同社は25日、自社の運用型求人広告プラットフォーム「HR Ads Platform」が、アサーティブの多機能型採用マーケティングツール「トレマス」と連携したと発表。これを受けて今週は前週末比+14.60%の1892円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、イオレは5月初めから上昇トレンドにあります。5月10日には1,000円台を突破しました。その後も高値更新を続けており、25日には過去最高値の1,420円を付けました。イオレのリスクは、競合他社の台頭や市場環境の変化です。HR Ads Platformは、運用型求人広告市場において優位な地位を築いていますが、他社も同様のサービスを提供する可能性があります。また、市場環境が変化し、求人広告の需要が減少する可能性もあります。例えば、コロナウイルス感染症の影響で、採用活動が停滞したり、オンライン面接やリモートワークなどの新しい形態が普及したりする場合です。以上のことから、イオレに投資するかどうかは、個人の判断によりますが、同社の事業内容や将来性を理解しておくことが重要だと思います。

明日の監視銘柄

  • monoAI technology<5240>
  • ディー・エル・イー<3686>
  • ナノキャリア<4571>
  • ピクセラ<6731>
  • 極楽湯ホールディングス<2340>
  • 中小企業ホールディングス<1757>

小型で面白そうなところを。。。

最後に

楽天証券がメンテしていましたね。

楽天証券はよくわからないお知らせは山ほど送られてくるのにメンテのお知らせはお知らせしないのでかなり不便ですね。

せめて緊急メンテでもない限り、日を跨ぐメンテは通知してほしいですね。

ホームページのトップにも表示されずツールも毎日開いてチェックするわけでもないのでメンテには気づけないですね。。。

土曜の夜に少し作業するかと思って開くと使えないトラップに何度か引っかかっているので何とかしてほしいですね。

あと、楽天RSSのIとIIで微妙に取得できる情報に差があるのも修正してほしいですね。

Iで取得できる情報はIIで取得できるようにしておいて欲しいです。。。

それで来週も頑張っていきましょう!では!

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