【来週の監視銘柄】2023年4月第1週4月3日~4月7日 ~崩れた日経~

今週のまとめ

市況概観

名前始値高値安値終値前週末比(%)売買高
日経平均28203.3528287.4227427.6627518.31-523.17(-1.87%)565810
TOPIX2015.052023.631958.821965.44-38.06(-1.9%)565810
マザーズ755.71766.28727.1730.43-19.02(-2.54%)518420200
日経VI17.0818.3516.4417.30.64(3.84%)
NYダウ33245.7833634.7233245.7833485.29211.14(0.63%)1151180199
NASDAQ12146.0912224.6811898.3612087.96-133.95(-1.1%)3509018569
S&P5004102.24133.134069.844105.02-4.29(-0.1%)
香港ハンセン20379.520475.4320099.4820331.2-68.91(-0.34%)
上海総合3277.343328.8463276.423327.64654.79(1.67%)
国債先物11848.611848.611848.611848.6-36.91(-0.31%)

今週の日経平均は前週末比-523.17円の27518.31円で取引を終えています。

NI225

2023年4月3日から2023年4月7日までの東京株式市場は、以下のような特徴がありました。

前週末の欧米株高を受けて、リスク選好の買いが優勢となり、日経平均株価は3日続伸しました。2万8000円台を固める動きとなりました。

米国では、インフレ圧力や景気後退懸念などのリスク要因が存在するものの、個人消費支出 (PCE)物価指数の伸び率が鈍化したことや、雇用統計の下振れリスクが警戒されたことで、早期の利上げ停止を見込んだ買いが先行しました。

日本では、低PBR株への買いが広がり全体相場を支える展開となりました。また、円相場の弱含み推移や中国株高も追い風となりました。

個別では、海運や石油関連などグローバル需要に敏感な銘柄や、ディフェンシブな銘柄が堅調でした。一方、半導体製造装置関連や成長株の一角は売られました。

新興市場では、直近IPO銘柄などに目先の利益確定売りが膨らみ、東証マザーズ指数は反落しました。

 今回の市況は、米国市場の動向や米雇用統計の結果に左右される可能性が高いと考えられる。米国市場では、長期金利の低下を背景にハイテク株が買われているが、インフレ圧力や景気後退懸念などのリスク要因も存在する。

米雇用統計では、コロナ禍で失業者が増加していることから、雇用回復のペースや賃金動向などが注目される。日本株式市場では、半導体関連や金融株などのグローバル需要や金利変動に敏感な銘柄が物色されやすい一方、内需関連やディフェンシブな銘柄は売り圧力にさらされやすいと予想される。

また、日本銀行の新総裁就任に伴う金融政策の変化も市場心理に影響を与える可能性がある。ドル・円相場は、米国と日本の金利差や景気見通しの差などを反映してドル高・円安傾向にあるが、リスク回避的な動きや円キャリートレードの解消などで円高方向に振れる可能性も否定できない。

今週の上昇率ランキング

順位銘柄名<コード>現在値(円)前週末比(%)前週末比(円)出来高(株)
1赤阪鐵工所<6022>2,660+82.19%+1,20017,600株
2ジェイホールディングス<2721>478+71.33%+19920,818,600株
3ジャパンエンジンコーポレーション<6016>2,154+69.07%+88013,524,200株
4かっこ<4166>1,333+50.62%+448748,700株
5アイビーシー<3920>732+50.31%+2452,678,000株
6イメージ・マジック<7793>1,423+42.44%+42418,293,600株
7ヘッドウォータース<4011>13,790+36.94%+3,720199,100株
8明治機械<6334>467+35.36%+1224,438,300株
9インスペック<6656>1,370+29.37%+3111,662,900株
10くろがね工作所<7997>648+28.83%+1452,728,900株

今週のまとめ

ヤマトホールディングス<9064>

ヤマトホールディングス<9064>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分陸運業17業種区分運輸・物流
始値2292円終値2236円
高値2335円安値2234円
前週末比-33円(-1.45%)売買高4386200株
会社概要

宅配便最大手。

配当46円PER18
配当利回り2.06%PBR1.38
配当性向37.03EPS124.22
時価総額849288百万円貸借倍率0.22
6日に3月の小口貨物取扱実績について、宅急便・宅急便コンパクト・EAZYでは前年同月比1.2%減の1億5478万677個となったと発表。これを受けて今週は前週末比-1.45%の円で取引を終了しています。宅急便・宅急便コンパクト・EAZYの取扱個数が前年同月比で2カ月連続で減少したことは、ヤマト運輸の主力事業である宅配便の市場シェアが低下していることを示唆しており、業績や収益性に悪影響を及ぼす可能性が高いです。また、ネコポスやクロネコDM便などの低価格サービスも、前年同月比でそれぞれ2.9%増と3.0%減となり、大きな成長を見せていません。これらのことから、ヤマト運輸の株価は、物流業界や経済状況などの影響を受けやすいため、今後も下落圧力が強まる可能性があると言えるでしょう。

任天堂<7974>

任天堂<7974>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分その他製品17業種区分情報通信・サービスその他
始値5209円終値5198円
高値5414円安値5150円
前週末比+67円(+1.31%)売買高29872200株
会社概要

ゲーム機メーカー最大手。

配当159円PER16.35
配当利回り3.06%PBR2.77
配当性向50.01EPS317.92
時価総額6750590百万円貸借倍率17.24
映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が米国で5日に公開される。これを受けて今週は前週末比+1.31%の5198円で取引を終了しています。この映画が任天堂のブランド力や知名度を高めるとともに、業績や収益性に良い影響を及ぼす可能性が高いと考えます。理由としては、映画がマリオを主役としたアニメーション映画であり、世界中のファンや観客に高い注目度と人気を集めているからです。また、映画が世界的な興行収入や関連商品の売上などが期待されるからです。一方で、他のアナリストの中には、映画が株価に与える影響は限定的だという意見もあります。理由としては、映画が任天堂の主力事業とは直接関係がなく、映画事業自体も収益規模が小さいためです。また、映画が新規顧客の獲得や既存顧客の購買意欲の喚起には限界があると思われるためです。さらに、映画が株価に与える影響よりも、映画製作・配給会社の株価に与える影響の方が大きいと考えられるためです。このように、映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が任天堂の株価に与える影響については、私と似たような見方をするアナリストもいますが、詳細や見通しについては異なる点もあるかもしれません。

萩原電気ホールディングス<7467>

萩原電気ホールディングス<7467>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分卸売業17業種区分商社・卸売
始値3325円終値3405円
高値3545円安値3280円
前週末比+80円(+2.41%)売買高340500株
会社概要

中部地盤の電子部品、機器商社。自動車向け。機器製造部門も。

配当155円PER6.62
配当利回り4.55%PBR0.75
配当性向30.14EPS514.35
時価総額30706百万円貸借倍率5.83
3日、集計中の23年3月期連結業績について、営業利益を53億5000万円から64億5000万円(前の期比48.1%増)へ、純利益を36億円から45億5000万円(同58.2%増)へ上振れ、あわせて期末配当予想を65円から95円へ引き上げたと発表。これを受けて今週は前週末比+2.41%の3405円で取引を終了しています。これらは、市場の予想を上回り、株主還元も増えることから、株価にとっては好材料である。業績が増加した理由は、利益率の高い分野の売り上げの伸長や経費削減効果などである。これらは、今後も続く可能性があり、株価の期待感を高める。配当予想が引き上げられると、株主のインセンティブが高まり、株式投資の魅力が増す。これらは、株価の需要を高める。一方で、同社は新株予約権を発行すると発表した。新株予約権は資金調達の手段だが、希薄化率が12.42%となり、一株あたりの利益や配当が減る可能性がある。これは、株価にとっては悪材料である。しかし、新株予約権の発行目的は、グローバルな安定供給体制構築に必要な運転資金に当てるとしている。これは、成長戦略に資するものであり、中長期的には好材料になる可能性もある。

花王<4452>

花王<4452>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分化学17業種区分素材・化学
始値5220円終値5194円
高値5286円安値5180円
前週末比+27円(+0.52%)売買高7290600株
会社概要

家庭用品の総合企業。化学品も。トイレタリー。傘下にカネボウ化粧品。

配当150円PER27.43
配当利回り2.89%PBR2.48
配当性向79.22EPS189.35
時価総額2419884百万円貸借倍率14.74
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は5日、同社株の「オーバーウエート」を継続するとともに、目標株価を6000円から6200円に引き上げたと発表。これを受けて今週は前週末比+0.52%の5194円で取引を終了しています。オーバーウェイト評価について、根拠となる2023年12月期の連結営業利益予想が会社計画を上回ることや、株価の割安さが見直されるという期待があることが挙げられます。しかし、2022年12月期は大幅な減益となり、原料高や為替変動の影響を受けています。化粧品事業や海外事業の低迷も課題となっており、2023年12月期に大幅な業績回復が見込めるかどうかは不透明です。一方で、花王は「Another Kao」と「Reborn Kao」という二つの事業変革を進めており、ESGにも力を入れています。紙おむつ事業の構造改革や新ESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」などがカタリストになる可能性もあります。また、信用倍率も高くなく、信用買残も多くありません。事業変革やESG戦略の成果が出ること、低迷する事業の改善が進むことなどが、今後の成長のカギとなるでしょう。また、株価が下落したことで割安感が出てきており、中長期的な投資視点で見ると、オーバーウェイト評価は妥当性があると言えます。

明日の監視銘柄

  • アースインフィニティ<7692>
  • かっこ<4166>
  • 赤阪鐵工所<6022>
  • エーアイ<4388>
  • ASJ<2351>

今週からピックアップの方法を変更しました。

値幅の大きくなりそうなものの評価を少し上げてみました。

個人の主観の部分をかなり減らしました。

最後に

今週のまとめの記事はほぼほぼ自動化できましたね。

監視銘柄のピックアップも自動化したのでかなり楽になりましたね。

ほぼほぼ主観を入れることが無くなりましたが精度がどの程度かは今週以降でチェックしていきたいですね。

今のところ主観は多少は入れたいところですが、主観を抜いたほうが結果が良さそうならすぐにそちらに合わせようかなと。

それで来週も頑張っていきましょう!では!

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