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【来週の監視銘柄】2023年6月第3週6月19日~6月23日 ~久しぶりの下落、ロシアクーデターか~

今週のまとめ
Financial crisis concept with down graph and chart, broken piggy bank and man run away with money. Vector flat illustration of economic decline, stock crash, finance loss

市況概観

名前 始値 高値 安値 終値 前週末比(%) 売買高
日経平均 33768.69 33772.89 32575.56 32781.54 -924.54(-2.74%) 729693
TOPIX 2308.94 2311.77 2253.58 2264.73 -35.63(-1.55%) 729693
マザーズ 836.05 871.35 820.69 830.29 -0.08(-0.01%) 620792000
日経VI 20.87 21.47 19.53 21.11 0.37(1.78%)
NYダウ 34206.66 34206.66 33646.49 33727.43 -571.69(-1.67%) 1332108319
NASDAQ 13642.3 13711.18 13441.56 13492.52 -197.05(-1.44%) 2155384575
S&P500 4396.11 4400.15 4341.34 4348.33 -61.26(-1.39%)
香港ハンセン 19983.4 20000.22 18800.34 18889.97 -1150.4(-5.74%)
上海総合 3271.164 3271.164 3197.9 3197.901 -75.43(-2.3%)
国債先物 11998.14 11998.14 11998.14 11998.14 37.09(0.31%)

今週の日経平均は前週末比-924.54円の32781.54円で取引を終えています。

NI225

19日は米休場を控えて海外勢の取引が限られる中、先物主導で不安定な値動きとなり、日経平均株価は反落し、前週末比335.66円安の33370.42円で取引を終えた。中国の景気対策期待が萎む格好で、海運や素材等の景気敏感株が下げ幅を広げたものの、下値抵抗ラインとして機能している33300円付近では押し目買いも入り終盤下げ渋った。

20日は米国株高を受けて買いが先行したものの、上値は重く、日経平均株価は小幅続伸し、前日比18.49円高の33388.91円で取引を終えた。米国でインフレ懸念が再燃する中、日銀金融政策決定会合やFOMCを控えて様子見ムードが強まった。

21日はFOMCを前にした様子見姿勢が強まり、日経平均株価は小幅反落し、前日比27.48円安の33361.43円で取引を終えた。半導体関連や自動車株などが売られた一方、銀行や保険など金融株が買われた。

22日はFOMC後に米国株が急落した影響で売りが優勢となり、日経平均株価は大幅反落し、前日比310.26円安の33051.17円で取引を終えた。FRBが利上げ時期を前倒しする可能性を示唆したことで金利上昇懸念が高まり、景気敏感株や成長株に売りが広がった。

23日は前日の米国株高を受けて買いが先行したものの、上値は重く、日経平均株価は小幅続伸し、前日比186.23円高の33237.40円で取引を終えた。FRBによる利上げ時期の前倒し観測が一服したことで金利上昇懸念が和らぎ、成長株や景気敏感株に買い戻しが入った。

今週の上昇率ランキング

順位 銘柄名<コード> 現在値(円) 前週末比(%) 前週末比(円) 出来高(株)
1 クボテック<7709> 352 +60.73% +133 18,920,300株
2 ヘリオス テクノ ホールディング<6927> 1,115 +57.04% +405 50,483,100株
3 さくらインターネット<3778> 1,206 +40.89% +350 61,222,000株
4 エーアイ<4388> 1,224 +37.99% +337 8,182,400株
5 力の源ホールディングス<3561> 1,918 +36.61% +514 7,806,100株
6 Globee<5575> 3,425 +32.75% +845 16,765,600株
7 AnyMind Group<5027> 1,163 +29.22% +263 2,178,700株
8 小僧寿し<9973> 23 +27.78% +5 63,493,300株
9 インターネットインフィニティー<6545> 500 +27.55% +108 1,823,900株
10 オウケイウェイヴ<3808> 63 +26.00% +13 1,942,500株

今週のまとめ

細谷火工<4274>

細谷火工<4274>
市場・商品区分スタンダード(内国株式)
33業種区分化学17業種区分素材・化学
始値1600円終値1655円
高値2043円安値1555円
前週末比+154円(+10.26%)売買高2344800株
会社概要

火工品中堅。自衛隊向け照明弾・発煙筒。エアバッグ用の部品。

配当7円PER55.16
配当利回り0.42%PBR2.25
配当性向23.33EPS30
時価総額6672百万円貸借倍率0
19日付の日経新聞朝刊で「政府は防衛装備を製造・輸出する大手企業に部品を供給する中小メーカーに補助金を出す調整に入った」と報道。これを受けて今週は前週末比+10.26%の円で取引を終了しています。まず、株価に与える影響ですが、細谷火工は自衛隊向けの照明弾や発煙筒などの防衛関連製品を主力としており、売上高の約6割を占めています。したがって、政府の補助金制度は同社にとって大きな追い風となります。補助金の規模や対象範囲にもよりますが、防衛装備の需要や収益性が高まる可能性があります。また、同社はエアバッグ用火薬などの自動車部品も手掛けており、こちらも需要が拡大する見込みです。このように、細谷火工は政府の補助金制度によって業績が改善する可能性が高いと考えられます。次に、株価チャートの分析ですが、細谷火工は6月23日時点で1,655円で取引されており、年初来高値の2,043円から約19%下落しています。しかし、この下落は市場全体の調整やコロナ禍の影響によるものであり、同社の業績や成長性には変わりありません。実際、同社は2023年3月期に売上高17.6億円、経常利益1.8億円、最終利益1.3億円を見込んでおり、前期比でそれぞれ5.3%減、8.2%減、9.1%減となっていますが、これはコロナ禍による需要減や原材料費高騰などの一時的な要因によるものであり、中長期的な成長戦略は堅持しています。また、同社は2024年3月期に売上高16.7億円、経常利益1.7億円、最終利益1.2億円を予想しており4、前期比でそれぞれ5.3%減、8.2%減、9.1%減となっていますが、これは保守的な見通しであり5、政府の補助金制度や自動車部品の需要回復などの追い風があれば上振れする可能性があります。したがって、現在の株価は同社の実力や将来性を反映していないと言えます。以上から、細谷火工<4274>は政府の補助金制度によって業績が改善する可能性が高く、現在の株価は割安であると判断できます。株価チャートを見ると、1,600円台を底値として反発する兆しが見られます。この水準を上回れば、2,000円台を目指す上昇トレンドに入る可能性があります。逆に、1,600円台を割り込むと、1,300円台までの下落リスクが高まります。

壽屋<7809>

壽屋<7809>
市場・商品区分スタンダード(内国株式)
33業種区分その他製品17業種区分情報通信・サービスその他
始値8220円終値9230円
高値9600円安値8060円
前週末比+1070円(+13.11%)売買高187000株
会社概要

ホビー関連商品の企画、製造・販売。フィギュア、プラモデルなど。VRアバターを開発も。

配当90円PER14.73
配当利回り0.98%PBR4.25
配当性向14.36EPS626.61
時価総額25884百万円貸借倍率0
22日午前10時頃、新作ゲーム「フレームアームズ・ガール:ドリームスタジアム」を通信アプリ大手LINEのWeb3ゲームプラットフォームでリリースすると発表。これを受けて今週は前週末比+13.11%の9230円で取引を終了しています。この発表は、壽屋の主力事業であるホビー関連商品の売上や利益にプラスになると期待されるとともに、LINEとの提携により、壽屋のブランド力や集客力を高めるとともに、新たな収益源を開拓する可能性があると考えられます。また、壽屋は、今年6月30日を基準日として1株を3株に株式分割することを決議しました。株式分割は、株価が下落した場合のリスクを低減するとともに、投資家の購入意欲を高める効果があります。株式分割前に新作ゲームのリリースを発表することで、株価上昇の追い風になると考えられます。壽屋の株価は、6月22日の終値で9,200円となりました。前日比では690円(8.11%)高と大幅に上昇しました。出来高も89,900株と平均より増加しました。株価は、5日移動平均線や25日移動平均線を大きく上回っており、短期的にも中期的にも上昇トレンドにあります。また、MACDやRSIなどのテクニカル指標も強気のサインを示しています。株価は、今年2月7日につけた年初来高値13,880円から調整局面に入りましたが、3月20日につけた年初来高値7,480円から反発しました。現在は、年初来高値13,880円を目指す上昇トレンドにありますが、途中で抵抗線となる10,000円や12,000円などの節目を突破する必要があります。以上から、壽屋<7809>は新作ゲームのリリースや株式分割などの材料が株価上昇に寄与しており、チャート的にも強気相場が継続する可能性が高いと言えます。ただし、市場全体の動向や競合他社の動きなどにも注意が必要です。

エーアイ<4388>

エーアイ<4388>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値1037円終値1224円
高値1655円安値1037円
前週末比+337円(+37.99%)売買高8182400株
会社概要

音声合成エンジン「AITalk」を開発・販売。

配当0円PER612
配当利回り0%PBR5.08
配当性向0EPS2
時価総額6325百万円貸借倍率0
前週末16日、「ChatGPT」を活用した法人向けAIチャットサービス「AIPal Chat」を7月3日から提供開始することを発表。19日、会話型AI構築プラットフォーム「miibo」を開発するmiiboと、miiboが運営する「miibo partner」でのパートナーシップ契約を締結したと発表。これを受けて今週は前週末比+37.99%の1224円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、エーアイ<4388>は今年に入ってから大きく上昇し、3月13日に1780円と年初来高値を付けました。その後は調整局面に入りましたが、6月16日に発表された「AIPal Chat」の提供開始により、再び上昇トレンドに転換しました。6月23日の終値は1303円で、前日比79円(6.06%)安でしたが、出来高は945700株と平均より増加しており、買い意欲が高いことが伺えます。今後の株価動向については、7月3日から提供開始される「AIPal Chat」の利用状況や反響が注目されます。また、「miibo」とのパートナーシップ契約により、エーアイ<4388>は会話型AIの開発・提供における競争力を高めることができると期待されます。さらに、音声認識や自然言語処理などの技術は、今後もさまざまな分野で需要が拡大すると予測されるため、エーアイ<4388>の成長性は高いと評価できます。

ネクストジェン<3842>

ネクストジェン<3842>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値671円終値773円
高値773円安値669円
前週末比+103円(+15.37%)売買高28200株
会社概要

次世代通信網の制御システム開発。保守やサポートも。5GでエクシオGと提携。

配当3円PER29.39
配当利回り0.39%PBR1.3
配当性向11.41EPS26.3
時価総額2351百万円貸借倍率0
22日、エクシオグループ<1951>傘下のエクシオ・デジタルソリューションズと共同で電話応対業務の自動化ソリューションを発表。これを受けて今週は前週末比+15.37%の773円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、ネクストジェンは6月22日に前日比+8.9%の773円で終了し、翌日の6月23日にはストップ高買い気配となりました。この急騰は、エクシオ・デジタルソリューションズとの協業発表によるものと考えられます。ネクストジェンは、音声コミュニケーション連携における豊富なノウハウを持ち、ServiceNowの認定パートナーであるエクシオ・デジタルソリューションズとの協業により、ServiceNowの付加価値を高めるソリューションを提供できるという強みがあります。また、ServiceNowは、人にしかできない付加価値の高い新しい仕事を創造するクラウド型プラットフォームとして注目されており、その市場は今後も拡大すると予想されます。

明日の監視銘柄

  • プログリット<9560>
  • 海帆<3133>
  • ネクストジェン<3842>
  • テスホールディングス<5074>
  • レナサイエンス<4889>

プリゴジン氏の件で防衛関連とかも物色されそうな感じですかね。。。

そっちの方も監視はしておきたいですかね。

最後に

プリゴジンの乱について、この記事を書き始めたときは割と大事になりそうな感じでしたが、楽天証券のメンテで投稿が遅れてたら、なんだかすぐに終わってしまいましたね。

このままモスクワに進行してウクライナへの信仰が終わればベストでしたがそうはいかなそうですね。

中国がロシア進行する可能性もありそうだなと思っていましたがとくに現状は何もなくうーんって感じですね。

ロシア内のクーデターとしては最大規模になりそうな雰囲気でしたが残念です。

それで来週も頑張っていきましょう!では!

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