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【来週の監視銘柄】2023年8月第1週7月31日~8月4日 ~YCC柔軟化、日経チャートは悪そう~

今週のまとめ

市況概観

名前 始値 高値 安値 終値 前週末比(%) 売買高
日経平均 33128.83 33488.77 31934.35 32192.75 -566.48(-1.73%) 919455
TOPIX 2316.73 2337.91 2257.08 2274.63 -15.98(-0.7%) 919455
マザーズ 770.85 786.05 758.87 764.29 0.25(0.03%) 343027900
日経VI 18.67 21.42 17.41 20.86 2.27(12.21%)
NYダウ 35465.97 35679.13 35033.76 35065.62 -393.67(-1.11%) 1498615231
NASDAQ 14337.9 14370.91 13881.35 13909.24 -407.42(-2.85%) 5087680040
S&P500 4584.82 4594.22 4474.55 4478.03 -104.2(-2.27%)
香港ハンセン 20237.53 20361.03 19369.06 19539.46 -377.1(-1.89%)
上海総合 3287.209 3322.129 3247.27 3288.084 12.16(0.37%)
国債先物 11803.01 11803.01 11803.01 11803.01 -82.25(-0.69%)

今週の日経平均は前週末比-566.48円の32192.75円で取引を終えています。

NI225

2023年7月31日(月):東京株式相場は反発。東証株価指数(TOPIX)の終値は1990年7月以来の高値を付け、バブル崩壊後の高値を更新した。外国為替市場で円相場が1ドル=141円台後半まで下落し、自動車など輸出関連銘柄を中心に買いが入った。個別銘柄では、好業績を発表した日立製作所の上げが目立った。債券相場は大幅安。長期金利は0.6%台と約9年ぶり水準に上昇した。日本銀行がイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)運用の柔軟化を決め、長期金利の変動許容上限を事実上1%に引き上げたことが警戒された。

2023年8月1日(火):東京株式相場は続落。米国で民間雇用者数が市場予想以上に増え、利上げ継続への懸念が強まった。米国債格下げに伴う株安などの影響も残り、自動車や電機など輸出関連株への売りが膨らんだ。東証プライム市場で値下がり銘柄は全体の91%を占めた。債券相場は先物や長期債が小幅反発。短期間に大きく下げた反動で買いがやや優勢だった。日銀が午後の金融調節で臨時の買い入れオペを通知したことを受けていったん買い戻されたが、再び売りに押された。

2023年8月2日(水):東京株式相場は大幅に続落。米国で経済のソフトランディング(軟着陸)期待が高まる中で、景気を冷やす利上げが停止になるとの見方が強まっていることも追い風だ。6月の米個人消費支出(PCE)で総合価格指数とコア価格指数はともに前年同月比で伸びが鈍化し、インフレが抑制されつつあることを示した。債券相場は下落。日本銀行のYCC運用柔軟化を受けた売り圧力が継続した。日銀が臨時の国債買い入れオペで金利上昇を抑える姿勢を示したことが円売りにつながった。

2023年8月3日(木):東京株式相場は3日ぶりに反発。前日まで連日の大幅安となった反動も加わり、企業業績を評価した見直し買いが優勢になった。国内外の金利が上昇し、銀行や保険、証券といった金融株も値を上げた。個別銘柄では、4-6月期の事業利益が大幅に増えた三菱重工業の株価が急伸。日用品事業が改善した花王、営業黒字を確保したヤマトホールディングスも大幅に上昇した。債券相場は先物や長期債が小幅反発。短期間に大きく下げた反動で買いがやや優勢だった。日銀の臨時オペについて「7月31日は長期金利が0.6%の水準、3日は0.65%の水準で打ってきた。前回と違って金利上昇スピードが速かったわけではなく、基準がはっきりしないが、短期的な金利上昇抑制効果はある」との見方が出た。

2023年8月4日(金):東京株式相場は3日ぶりに反発。米国の雇用統計の発表を控えて、円買い戻しの流れが続いた。ドル・円相場は1ドル=142円台前半に下落。米国の長期金利が堅調な雇用データなどを背景に上昇したこともドル買い圧力を強めた。債券相場は下落。日本銀行のYCC運用柔軟化を受けた売りが重しとなる中、臨時オペの通知がなかったことが嫌気されて超長期債は下落した。超長期債利回りは上昇。新発30年債利回りは一時4ベーシスポイント(bp)高い1.63%と、1月以来の水準になった。

今週の上昇率ランキング

順位 銘柄名<コード> 現在値(円) 前週末比(%) 前週末比(円) 出来高(株)

今週のまとめ

Aiming<3911>

Aiming<3911>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値421円終値524円
高値524円安値413円
前週末比+108円(+25.96%)売買高32270700株
会社概要

スマホやPC向けオンラインゲームを開発配信。ドラゴンクエストタクトの開発。

配当2円PER34.47
配当利回り0.38%PBR3.11
配当性向13.16EPS15.2
時価総額21029百万円貸借倍率0
2日、23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算について、売上高は90億2700万円、営業利益は4億1900万円となったと発表。これを受けて今週は前週末比+25.96%の円で取引を終了しています。売上高は90億2700万円で、前年同期比41.4%増となりました。これは、主力タイトルの「カルマオンライン」や「ロストキングダム」などの安定した収益性や、新規タイトルの「アルカナブレイド」や「エターナルリンケージ」などの好調な立ち上がりによるものです。営業利益は4億1900万円で、前年同期比15.1%減となりました。これは、新規タイトルの開発費や広告費などの販管費が増加したことによるものです。経常利益は5億800万円で、前年同期比0.6%増となりました。これは、営業利益の減少を他社株式の売却益などの営業外収益がカバーしたことによるものです。最終損失は1億6000万円で、前年同期は4億400万円の利益でした。これは、税引前利益に対する法人税負担率が高かったことによるものです。株価チャートを見ると、決算発表前後に大きな値動きがありました。決算発表前日(8月1日)には、売上高や経常利益が市場予想を上回るという事前情報が流れたことで、株価は急騰しました。決算発表当日(8月2日)には、最終損失が予想外だったことや、通期業績予想の据え置きだったことで、株価は急落しました。その後、株価は反発しましたが、決算発表前日の水準までは回復していません。株価チャートから分析すると、短期的には売り圧力が強い状況です。移動平均線やボリンジャーバンドから見ると、下値余地がある可能性があります。一方、長期的には買い圧力が強い状況です。パラボリックやMACDから見ると、上昇トレンドが継続している可能性があります。

元気寿司<9828>

元気寿司<9828>
市場・商品区分スタンダード(内国株式)
33業種区分小売業17業種区分小売
始値4520円終値4695円
高値4920円安値4435円
前週末比+805円(+20.69%)売買高674100株
会社概要

「元気寿司」や「魚べい」。親会社は神明。タイなど東南アジア積極進出。

配当20円PER41.43
配当利回り0.43%PBR4.02
配当性向17.65EPS113.32
時価総額41705百万円貸借倍率0.29
前週末28日、24年3月期第1四半期(23年4~6月)決算は営業利益が前年同期比95%増の10億4800万円となったと発表。これを受けて今週は前週末比+20.69%の4695円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、元気寿司<9828>は今年に入ってから右肩上がりの上昇トレンドにあります。5月には一時的に調整局面に入りましたが、6月から再び上昇に転じ、7月末には約70%高となる4900円台まで上昇しました。株価は移動平均線やボリンジャーバンドなどのテクニカル指標も上回っており、強気相場が続いています。今後の株価展望としては、24年3月期の通期業績予想は売上高582億円(前期比6.6%増)、営業利益14億5000万円(同16.5%減)、経常利益15億5000万円(同11.4%減)、純利益8億1000万円(同19.9%減)となっています。しかし、第1四半期の好決算を受けて、今後の業績修正や配当増額の可能性もあります。また、海外市場ではアジアや北米での出店を積極的に進めており、成長性も高いです。

アジャイルメディア・ネットワーク<6573>

アジャイルメディア・ネットワーク<6573>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分サービス業17業種区分情報通信・サービスその他
始値244円終値481円
高値481円安値235円
前週末比+241円(+100.42%)売買高3813100株
会社概要

ソーシャルメディアの口コミを分析し、販促や商品開発を支援。AIカメラで店舗解析も。

配当0円PER0
配当利回り0%PBR47.24
配当性向0EPS0
時価総額2647百万円貸借倍率0
SNSマーケティングの総合代理店でラバブルマーケティンググループ<9254>子会社のコムニコと協業すると発表。これを受けて今週は前週末比+100.42%の481円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、AMN社は今年3月に年初来安値の184円をつけた後、上昇トレンドに入りました。7月末から8月初めにかけては、協業発表前後に急騰しました。しかし、8月4日にストップ高まで上昇した後は、利益確定売りなどに押されて下落しました。8月5日の終値は前日比-196円(-40.75%)安の285円となりました。チャート分析では、AMN社は現在強気相場にあると言えますが、過熱感も強まっています。株価が急激に上昇した後は調整が入る可能性が高く、下値リスクも注意が必要です。一方で、協業によるシナジー効果や中期的な成長見通しが評価されれば、再び上昇トレンドに戻るチャンスもあります。

ゼネラル・オイスター<3224>

ゼネラル・オイスター<3224>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分小売業17業種区分小売
始値1594円終値1979円
高値1995円安値1569円
前週末比+413円(+26.37%)売買高100600株
会社概要

カキを主体とするオイスターバーの店舗やカキの卸売り。養殖・加工も。

配当0円PER66.4
配当利回り0%PBR7.8
配当性向0EPS29.8
時価総額7970百万円貸借倍率0
同社は4日正午頃、「あたらないカキ」の完全陸上養殖に成功したと発表。これを受けて今週は前週末比+26.37%の1979円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、4日の始値は前日終値よりも3円安い1,630円でしたが、発表後は急速に上昇し、高値は1,995円まで伸びました。終値は1,979円で、前日比346円(21.19%)の大幅高となりました。出来高も55,200株と平均よりも増加しました。この動きは、市場が同社の発表に強い期待感を持ったことを示しています。一方で、株価は年初来高値を更新したものの、その後は下げ止まらずに終了しました。これは、一部の投資家が利益確定売りに動いたことや、完全陸上養殖のコストや収益性などに不透明感があることが影響した可能性があります。また、同社の予想PERは64.2倍と高水準であり、株価にはすでに高い成長期待が織り込まれていると言えます。今後の株価展望としては、完全陸上養殖の実用化や海外展開の進捗などが重要な材料となります。同社が「あたらないカキ」を差別化した商品として市場に浸透させることができれば、株価はさらに上昇する可能性があります。しかし、技術的な問題や競合他社の対応などによって計画が遅れたり変更されたりするリスクもあります。また、株価は過熱感や調整圧力も強くなっており、短期的には乱高下する可能性もあります。

明日の監視銘柄

  • アジャイルメディア・ネットワーク<6573>
  • 富山第一銀行<7184>
  • ツカダ・グローバルホールディング<2418>
  • サンコール<5985>
  • 塩水港精糖<2112>

うーん、雰囲気が悪いのでボラが大きいところを。。。

最後に

今週からもう8月に入ったわけですが早いですね。。。

もう決算もある程度終わってきているのも早いなと。

もうお盆ですしいろいろと作業を終わらせていきたいですね。

日経が下がりそうな局面ですしポートフォリオをしっかり見直さないとですし大変ですね。

それで来週も頑張っていきましょう!では!

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