【こんな時だからこそ安定収入を】配当金について

解説

配当金とは?

配当金とは会社が儲けた利益の一部を株主に還元するお金のことを配当金と呼びます。

配当金の制度は行っている企業と行っていない企業があるので事前に調べておく必要があります。

配当利回りって?

配当利回りとは配当金を目的として投資をする際に最も重要な指標の一つです。配当利回りは以下のように株の購入金額に対しての1年間に受け取れる配当金の割合を言います、

配当利回り(%)=1株当たりの配当金(円)÷現在の株価(円)

配当利回りが5%の株で、1株100円のものを100株(1万円分)買うと1年で500円になります。1000万円分購入すれば50万貰えることになりますね。

しかし、配当利回りが高ければいいかというとそうではありません。高すぎる配当利回りは調整されて下がる可能性もあるので注意が必要です。

配当利回りの指標

  • 5%以上 とても高い
  • 4%台  そこそこ高い
  • 2~3%  平均くらい
  • 2%以下 低い

今回の新型コロナウイルスの騒動で株価が急落したことで配当利回りは大きく上昇しています。そのため平均も大きく上がっているのであいまいな表現にしてあります。

これを書いている20年5月5日現在、配当利回りが5%を超えている銘柄が300以上ありすごいなと思っています。

銘柄選択の際には3%~程度の配当利回りのある銘柄から選択するのがいいかと思います。詳しい選定方法に関しては以下の記事を参考にしてください。

配当金目当ての銘柄選択方法(準備中)

配当性向って?

配当の指標には配当性向と呼ばれるものも存在します。こちらは企業の純利益に対する1株当たりの配当となっています。

配当性向(%)=1株あたりの配当(円)÷1株当たりの当期純利益(円)×100

配当金のもらい方

年に1~2回の決算があるタイミングで配当が貰える場合が多いです。決算のタイミングは銘柄によって異なるので調べましょう。基本的には権利確定日の3営業日前である「権利付き最終日」に株を保有していることが条件となります。

権利付き最終日に保有していれば次の日に売ってしまっても問題なく配当を受け取ることができます。

ただし権利付き最終日周辺は株価の動きが大きいため配当金以上に大きな損失を抱える可能性があるので注意しましょう。

配当金を受け取る準備

配当金を受け取る方法には以下の方法があります。基本的には株式比例配分方式か登録配当金受領口座方式で問題ないでしょう。ちなみにわたしは株式数比例配分方式にしています。

株式数比例配分方式

証券会社の口座に直接入金される方法です。

登録配当金受領口座方式

指定した銀行口座で受け取る方法です。

配当金受領証方式

配当金領収書が証券会社で指定した自宅に郵送されるので、それを郵便局などの窓口に持っていき配当金を受け取る方式です。期限があり忘れる可能性があるのでできれば上2つにしましょう。私は忘れたことがあります。なかなかショックを受けるのでできればやめましょう。

個別銘柄指定方式

名前の通り銘柄ごとに配当金を受けとる口座を指定しておく方式です。

最後に

配当金を目的とした投資手法は株式投資の中でも非常に安定した手法です。銀行預金などと比較しても大きな利益を得ることができます。

しかし、株式は価格が大きく下落し配当金以上に損失を生み出す可能性があります。そのようなデメリットをしっかりと把握したうえで投資していきましょう!

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ニュース情報参考 株探(かぶたん):https://kabutan.jp/

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