【来週の監視銘柄】2023年10月第3週10月16日～10月20日 ~下落下落下落~

市況概観
今週の上昇率ランキング
今週のまとめ
明日の監視銘柄
最後に

市況概観

名前	始値	高値	安値	終値	前週末比(%)	売買高
日経平均	31983.04	32260.77	31093.9	31259.36	-1056.63(-3.27%)	590334
TOPIX	2288.32	2310.05	2242.8	2255.65	-53.1(-2.3%)	590334
マザーズ	675.92	677.61	643.92	657.3	-25.94(-3.8%)	286766400
日経VI	21.46	23.26	20.82	23.2	2.23(10.63%)	–
NYダウ	33832.42	34147.63	33118.12	33127.28	-543.01(-1.61%)	1338713265
NASDAQ	13453.81	13602.25	12977.44	12983.81	-423.42(-3.16%)	4531716641
S&P500	4342.37	4393.57	4223.03	4224.16	-103.62(-2.39%)	–
香港ハンセン	17803.31	17858.18	17118.07	17172.13	-641.32(-3.6%)	–
上海総合	3091.065	3091.126	2977.17	2983.059	-105.04(-3.4%)	–
国債先物	11721.71	11721.71	11721.71	11721.71	-60.78(-0.52%)	–

今週の日経平均は前週末比-1056.63円の31259.36円で取引を終えています。

10月16日（月）：東証は反落しました。米国の金利上昇や中東情勢の緊迫化により、輸出関連株や金融株が売られました。一方、メルクとがん領域３製品で提携した第一三共が約12％高となり、医薬品セクターをけん引しました。

10月17日（火）：東証は小幅に下げました。米国の金利上昇や中国の景気減速懸念が重しとなり、リスク回避の動きが強まりました。一方、原油価格の上昇を受けて資源関連株が買われました。

10月18日（水）：東証はほぼ変わらずでした。米国の金利上昇や中国の景気減速懸念が続いていましたが、企業決算の好調さや買収話などで中小型株が押し上げられました。

10月19日（木）：東証は大幅に下落しました。FRBのパウエル議長が追加利上げの余地に言及し、米10年債利回りが4.99％と８年ぶりの高水準に達しました。これにより米国株式市場が下落し、ダウ平均株価は週間で1.4％安となりました。

10月20日（金）：東証は小幅に反発しました。前日の大幅安から買い戻しが入りましたが、米国の金利上昇や中東情勢の緊迫化により、上値は重かったです。

※本投稿はGPT4を使用した投稿になっているため、情報は不正確な可能性があります。

今週の上昇率ランキング

順位	銘柄名<コード>	現在値(円)	前週末比(%)	前週末比(円)	出来高(株)
1	東京衡機<7719>	251	+56.88%	+91	12,541,100株
2	ANAP<3189>	356	+55.46%	+127	4,268,100株
3	JESCOホールディングス<1434>	772	+35.44%	+202	1,911,000株
4	RIZAPグループ<2928>	297	+35.00%	+77	15,389,100株
5	大和自動車交通<9082>	1,050	+31.09%	+249	1,844,900株
6	プライム・ストラテジー<5250>	2,385	+28.16%	+524	583,800株
7	アジャイルメディア・ネットワーク<6573>	760	+27.52%	+164	9,886,700株
8	クオンタムソリューションズ<2338>	2,800	+22.91%	+522	2,377,500株
9	ムラキ<7477>	2,210	+22.57%	+407	251,300株
10	ココナラ<4176>	433	+21.63%	+77	15,777,000株

今週のまとめ

極東証券<8706>

市場・商品区分		プライム（内国株式）
33業種区分	証券、商品先物取引業	17業種区分	金融（除く銀行）
始値	933円	終値	1000円
高値	1028円	安値	932円
前週末比	+44円(+4.60％)	売買高	512600株

会社概要

都内中心の独立系証券。富裕層向け対面営業。外債販売。

配当	40円	PER	12.26
配当利回り	4%	PBR	0.67
配当性向	49.04	EPS	81.57
時価総額	32779百万円	貸借倍率	0.98

午前11時30分ごろ､4~9月期連結業績の速報値について､売上高が前年同期比81.5%増の40億1200万円､純利益が同16倍の23億8500万円の見通しと発表｡これを受けて今週は前週末比+4.60%の円で取引を終了しています｡ﾁｬｰﾄを見ると､極東証券は今年1月に565円まで下落した後､上昇ﾄﾚﾝﾄﾞに入りました｡4~9月期の業績が好調だったことは､市場にも織り込まれていたと考えられます｡しかし､発表内容が市場予想を上回ったことで､買い意欲が高まりました｡特に､純利益が前年同期の1億4800万円から16倍に跳ね上がったことは､驚きを持って受け止められたでしょう｡極東証券は､外債販売や不動産証券化などに強みを持つ独立系証券会社です｡富裕層向けの対面営業に特化しており､顧客満足度も高いとされています｡今後も資産運用ﾆｰｽﾞの高まりや金融環境の改善などによって､業績が拡大する可能性があります｡ただし､株価はすでにPERが25.68倍と高水準に達しており､過度な期待感や割高感から調整圧力もかかる可能性があります｡また､証券業界全体にも競争激化や規制強化などのﾘｽｸがあります｡したがって､極東証券の株価は､今後も業績動向や市場環境に左右されると考えられます｡

JESCOホールディングス<1434>

市場・商品区分		スタンダード（内国株式）
33業種区分	建設業	17業種区分	建設・資材
始値	670円	終値	772円
高値	780円	安値	670円
前週末比	+202円(+35.44％)	売買高	159900株

会社概要

電気設備の設計・施工。国内のEPC事業。外国人の人材紹介も。

配当	30円	PER	4.4
配当利回り	3.89%	PBR	0.94
配当性向	17.1	EPS	175.45
時価総額	5293百万円	貸借倍率	0.94

前週末13日､24年8月期の業績予想では､売上高が前期比26%増の140億円､営業利益が同2.6倍の11億2000万円を見込むと発表｡これを受けて今週は前週末比+35.44%の772円で取引を終了しています｡株価ﾁｬｰﾄを見る､同社は今年1月に439円まで下落した後､8月には800円まで急回復しました｡しかし､その後は利益確定売りなどで下げ渋りが続き､現在は670円付近で推移しています｡このﾚﾍﾞﾙでは､予想PERは4.1倍と低く､配当利回りも4.07%と高いことから､割安感が強いと言えます｡また､同社は株主優待制度もあり､100株以上保有すると年2回の現金優待が受けられます｡今回の業績予想の発表は､同社の収益力の高さを示すものであり､市場の評価も上向く可能性があります｡株価は800円の年初来高値を目指す展開になると予想されます｡一方で､下値は600円付近のｻﾎﾟｰﾄﾗｲﾝが強固です｡投資判断としては､買い推奨となります｡

ヴィア・ホールディングス<7918>

市場・商品区分		プライム（内国株式）
33業種区分	小売業	17業種区分	小売
始値	99円	終値	120円
高値	121円	安値	95円
前週末比	+19円(+18.81％)	売買高	764700株

会社概要

配当	0円	PER
配当利回り	0%	PBR
配当性向	0	EPS
時価総額	5117百万円	貸借倍率

18日に4~9月期業績予想の修正について､売上高については86億円から84億3500万円(前年同期比20.4%増)に引き下げたが､営業損益は2000万円の赤字から一転7700万円の黒字(前年同期5億6300万円の赤字)になる見通しを発表｡これを受けて今週は前週末比+18.81%の120円で取引を終了しています｡この発表は､株価に対してﾌﾟﾗｽの材料となりました｡10月18日の終値は99円でしたが､10月19日の始値は116円と17.2%高く寄り付きました｡その後も買いが優勢となり､最高値は119円まで上昇しました｡しかし､午後に入ると利益確定売りが出て下げ渋り､終値は105円と前日比6.1%高で引けました｡出来高は前日比約9倍の438万7500株となりました｡株価ﾁｬｰﾄを見ると､ヴｨｱ･ﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ<7918>は今年6月に81円まで下落した後､反発して9月に122円まで上昇しました｡しかし､その後は緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の延長などで外食需要が低迷し､株価も下げ基調に転じました｡10月18日までに99円まで下落しましたが､業績予想修正をきっかけに反発しました｡現在の株価は25日移動平均線(102円)や75日移動平均線(98円)を上回っており､短期的な上昇ﾄﾚﾝﾄﾞに転換した可能性があります｡ただし､200日移動平均線(108円)や年初来高値(122円)が強い抵抗線となっており､これらを突破するためにはさらなる業績改善や外食需要回復の見通しが必要となるでしょう｡

菊池製作所<3444>

市場・商品区分		スタンダード（内国株式）
33業種区分	金属製品	17業種区分	建設・資材
始値	368円	終値	444円
高値	444円	安値	363円
前週末比	+78円(+21.31％)	売買高	18000株

会社概要

板金・成形・金型開発・試作。作業補助ロボット「マッスルスーツ」。

配当	0円	PER	0
配当利回り	0%	PBR	1.16
配当性向	0	EPS	0
時価総額	5477百万円	貸借倍率	1.14

経済産業省がこの日発表した令和4年度二次補正予算｢中小企業ｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝ創出推進事業｣の｢行政ﾆｰｽﾞ等に対応したﾄﾞﾛｰﾝの開発･実証｣において､同社子会社のｲｰﾑｽﾞﾛﾎﾞﾃｨｸｽが採択されたこれを受けて今週は前週末比+21.31%の444円で取引を終了しています｡令和4年度二次補正予算｢中小企業ｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝ創出推進事業｣の採択は､同社のﾄﾞﾛｰﾝ事業にとって大きな追い風となります｡同社は､子会社のｲｰﾑｽﾞﾛﾎﾞﾃｨｸｽを通じて､高度な自律飛行技術や人工知能を搭載したﾄﾞﾛｰﾝを開発しており､行政ﾆｰｽﾞに応えるｿﾘｭｰｼｮﾝを提供することができます｡この事業は､ﾄﾞﾛｰﾝの市場規模や需要が拡大する中で､同社の競争力や収益性を高めることが期待されます｡株価ﾁｬｰﾄを見ると､同社は今年1月に年初来高値をつけた後､下落傾向にありました｡しかし､今月に入ってからは反発し､一時的に上昇ﾄﾚﾝﾄﾞに転換しました｡この動きは､採択発表の前後に起こったものであり､市場の期待感が反映されていると考えられます｡ただし､現在の株価はまだ年初来高値から約23%下落しており､過去1年間の平均株価よりも約15%安い水準です｡このことから､同社の株価はまだ割安であり､今後の事業展開や業績によってはさらなる上昇余地があると言えます｡総括すると､菊池製作所<3444>は､ﾄﾞﾛｰﾝ事業において国の支援を受けることで､成長機会を広げることができる銘柄です｡株価も現在は低迷していますが､将来的には回復する可能性が高いと見られます｡したがって､長期的な視点で投資する場合には買い候補となると判断します｡