【来週の監視銘柄】2023年6月第1週5月29日~6月2日 ~高値圏で揺れる日経~

今週のまとめ

市況概観

名前始値高値安値終値前週末比(%)売買高
日経平均31388.0131560.4330785.9831524.22607.91(1.97%)790726
TOPIX2171.272183.022126.852182.736.86(1.72%)790726
マザーズ733.88757.85729.75757.8532.16(4.43%)443880400
日経VI21.6921.7219.4920.060.73(3.78%)
NYダウ33103.653380532704.5133762.76669.42(2.02%)1758077166
NASDAQ13109.113256.2112889.3713240.77265.08(2.04%)4807212209
S&P5004226.714290.674166.154282.3776.92(1.83%)
香港ハンセン——–——–——–——–-(-%)——–
上海総合3219.7553233.9923186.633230.06917.57(0.55%)
国債先物11941.6711941.6711941.6711941.6720.85(0.17%)

今週の日経平均は前週末比+607.91円の31524.22円で取引を終えています。

NI225

29日は米国の債務上限問題を巡る交渉の進展を受けてリスクオンムードが強まり、主力株を中心に幅広い銘柄に買いが入った。日経平均株価は大幅に3日続伸し、前週末比317.23円高の31233.54円で取引を終えた。1990年7月26日以来、約33年ぶりの高値水準となった。

30日は米国の追加利上げ期待や円安進行などを背景に、輸出関連や金融株などが買われた。日経平均株価は94.62円高の31328.16円で取引を終えた。

31日は米国の債務上限問題が再び不透明感を増したことや、米国債利回りの上昇などを嫌気して売りが優勢となった。日経平均株価は440.28円安の30887.88円で取引を終えた。

6月1日は米国の雇用統計や債務上限問題などを控えて様子見ムードが強まり、値動きが限定的だった。日経平均株価は前日比変わらずの30887.88円で取引を終えた。

6月2日は米国の雇用統計が予想を下回ったことや、米国の債務上限問題が一時的に解決したことでリスクオンムードが高まり、幅広い銘柄に買いが入った。日経平均株価は大幅に3日ぶり反発し、前日比378.32円高の31266.20円で取引を終えた。

今週の上昇率ランキング

順位銘柄名<コード>現在値(円)前週末比(%)前週末比(円)出来高(株)
1enish<3667>769+60.21%+28937,322,100株
2インタートレード<3747>500+48.37%+16310,863,500株
3スマートドライブ<5137>3,145+48.21%+1,0231,975,400株
4アマナ<2402>380+43.94%+1161,754,900株
5ゼネテック<4492>1,104+38.00%+30480,500株
6CS-C<9258>674+37.83%+185746,000株
7エコム<6225>2,580+36.29%+687210,700株
8エクサウィザーズ<4259>548+31.73%+13221,217,200株
9ぷらっとホーム<6836>794+29.95%+1832,069,900株
10Speee<4499>2,046+28.84%+4584,350,500株

今週のまとめ

三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>

三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分銀行業17業種区分銀行
始値921.5円終値969.3円
高値969.8円安値916.5円
前週末比+62.8円(+6.93%)売買高509306800株
会社概要

国内最大の金融グループ。傘下に銀行、信託、証券、カードなど。メインバンク(私用)

配当41円PER8.96
配当利回り4.23%PBR0.67
配当性向37.9EPS108.18
時価総額12298198百万円貸借倍率7.59
米議会下院は31日(日本時間1日午前)、債務上限停止法案の採決を行い、賛成多数で可決した。これを受けて今週は前週末比+6.93%の円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、5月末から6月初めにかけては、米国のデフォルト懸念や中国の景気減速懸念などで売り圧力が強まり、900円台を割り込む場面もありましたが、6月1日には960円台まで反発しました。短期的には、債務上限問題が解決されたことで、金融セクター全体に買い戻しが入る可能性があります。中期的には、米国のインフレ圧力や金利上昇の動向に注意が必要です。三菱UFJは、自己株式取得や消却を発表しており、株主還元策として評価される可能性もあります。ただし、株価は25日移動平均線や一目均衡表の雲に阻まれており、上値の重さも感じられます。

HEROZ<4382>

HEROZ<4382>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値1411円終値1643円
高値1697円安値1391円
前週末比+278円(+20.37%)売買高4502800株
会社概要

自社開発のAI技術を建設・金融など向けに提供。将棋アプリも。

配当0円PER0
配当利回り0%PBR4.17
配当性向0EPS0
時価総額24689百万円貸借倍率0.27
30日、NTTマーケティングアクトProCX及びUSEN-NEXT HOLDINGS<9418>と共同で、ChatGPTを活用し人と生成AIを融合した「次世代型コンタクトセンター」プロジェクトを始動したと発表。これを受けて今週は前週末比+20.37%の1643円で取引を終了しています。この発表は、HEROZのAI技術の高い評価と、新たな収益源の創出につながる可能性を示すもので、市場に好感されました。30日の株価は前日比+2.93%の1,475円で終了し、年初来高値に迫る水準まで上昇しました。チャートを見ると、5日線、25日線、75日線、200日線のすべてが上向きで、株価もこれらの移動平均線の上にあります。これは強気相場の兆候です。ただし、出来高は平均よりも低く、信用倍率も1.29倍と低水準です。これは買い方の参加意欲が高くないことを示しており、注意が必要です。

京セラ<6971>

京セラ<6971>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分電気機器17業種区分電機・精密
始値7790円終値7890円
高値7926円安値7621円
前週末比+291円(+3.83%)売買高10241200株
会社概要

電子部品。セラミック関連。素材、デバイス、情報通信機器など多角化。

配当200円PER19.21
配当利回り2.53%PBR0.93
配当性向48.69EPS410.72
時価総額2979410百万円貸借倍率0.19
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は30日、同社株のレーティングの「オーバーウエート」を継続するとともに、目標株価を7400円から8400円に引き上げたと発表。これを受けて今週は前週末比+3.83%の7890円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、京セラは今年に入ってから右肩上がりの上昇トレンドにあります。5月29日には年初来高値の7790円を付けましたが、その後は一時的に利益確定売りに押されて下落しました。しかし、6月1日には目標株価引き上げの発表があり、再び反発しました。現在は7700円台で推移しており、25日移動平均線やボリンジャーバンドの中央線をサポートラインとしています。一方で、上値はボリンジャーバンドの上限線や年初来高値付近で抑えられており、レンジ相場となっています。

任天堂<7974>

任天堂<7974>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分その他製品17業種区分情報通信・サービスその他
始値5967円終値6050円
高値6085円安値5882円
前週末比+107円(+1.80%)売買高33584900株
会社概要

ゲーム機メーカー最大手。

配当147円PER20.12
配当利回り2.43%PBR3.1
配当性向48.89EPS300.7
時価総額7857074百万円貸借倍率0.36
興行通信社が29日に発表したCINEMAランキングで、同社がアニメーション制作会社の米イルミネーションと製作した映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の国内興行収入が100億円を突破したことが判明。これを受けて今週は前週末比+1.80%の6050円で取引を終了しています。株価チャートを分析すると、任天堂は2023年3月から4月にかけて反発しましたが、5月に入ってからは再び下落に転じました3。現在は50日移動平均線(5778円)と100日移動平均線(5779円)を下回っており、弱気相場が続いています。一方で、売買高は低調であり、売り一巡後の反発も期待できます3。また、予想PERは20.35倍と割安感があります。以上のことから、任天堂の株価は短期的には下値を探る展開が続く可能性が高いですが、中長期的には映画やゲームの好調な売上や高い収益力などを評価されて上昇する可能性もあります。

明日の監視銘柄

  • ゼネテック<4492>
  • Delta-Fly Pharma<4598>
  • インタートレード<3747>
  • アインホールディングス<9627>
  • ディー・ディー・エス<3782>

日経が高値圏なのである程度取れそうなところを。。。

最後に

今週は米デフォルト懸念がなくなったので結構いろんなところに影響が出ていましたね。

プロレスなので折り込んでいるのかと思いきや意外としっかり上げているところがあって驚きました。

ただ、意外とアメリカの政治家の意見を聞いているとデフォルトしてもOK的な意見もあってすごいなと。

6月に入り、次の目線はFOMCと国内では骨太の方針とかですかね。

小型株にも資金が入ってきそうなので狙いつつ、IPOも見ていく感じで行きたいですね。

それで来週も頑張っていきましょう!では!

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