【来週の監視銘柄】2023年6月第3週6月12日~6月16日 ~FOMC、日銀金融政策決定会合~

今週のまとめ

市況概観

名前始値高値安値終値前週末比(%)売買高
日経平均32412.1233772.7632280.5433706.081440.91(4.47%)810662
TOPIX2233.922309.312228.252300.3676.04(3.42%)810662
マザーズ776.39830.62775.55830.3757.58(7.45%)620256200
日経VI21.323.0820.0820.74-0.85(-3.94%)
NYダウ33906.834588.6833783.5534299.12422.34(1.25%)1950358561
NASDAQ13326.3713864.0613302.5813689.57430.43(3.25%)2922890735
S&P5004308.324448.474304.374409.59110.73(2.58%)
香港ハンセン19440.9920155.9219255.6520040.37650.42(3.35%)
上海総合3225.3053276.5523210.713273.33441.93(1.3%)
国債先物11961.0511961.0511961.0511961.0524.99(0.21%)

今週の日経平均は前週末比+1440.91円の33706.08円で取引を終えています。

NI225

12日は、米株高や円安を受けて買い優勢となり、日経平均株価は前週末比168.83円高の32434.00円で取引を終えた。しかし、明日以降に相次ぐ金融イベントを控えて上値は重く、心理的節目の32500円付近では利益確定売りが広がった。

13日は、米国でインフレ率が予想を上回る高水準となったことで、米国債利回りが上昇し、円安ドル高が進んだ。これを好感した日本市場では、主力株や値嵩株に買いが集中し、日経平均株価は前日比584.65円高の33018.65円で取引を終えた。

14日は、米国でインフレ懸念が和らいだことや、欧州中央銀行 (ECB)が金融緩和姿勢を維持する方針を示したことで、世界的な株高が続いた。日本市場でも幅広い銘柄に買いが入り、日経平均株価は前日比483.77円高の33502.42円で取引を終えた3。

15日は、米国で連邦公開市場委員会 (FOMC)が開催されることや、国内では新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の延長が発表されることなどを見極めたいという様子から、様子見ムードが強まった。日経平均株価は前日比26.45円安の33475.97円で取引を終えた。

16日は、FOMCで金融政策の現状維持が決定されたものの、利上げ時期の見通しが前倒しになったことや、テーパリング (量的緩和の縮小)に関する議論が始まったことなどを受けて、米国債利回りが急上昇し、ドル高円安が進んだ。これに伴って日本市場では輸出関連株や値嵩株に買いが入り、日経平均株価は前日比194.48円高の33670.45円で取引を終えた。

今週の上昇率ランキング

順位銘柄名<コード>現在値(円)前週末比(%)前週末比(円)出来高(株)
1バルクホールディングス<2467>429+60.67%+1621,989,600株
2マネジメントソリューションズ<7033>4,440+54.22%+1,5612,031,000株
3インフォネット<4444>2,270+52.55%+7829,035,300株
4ブレインズテクノロジー<4075>1,593+48.05%+5171,355,900株
5燦キャピタルマネージメント<2134>32+45.45%+1061,819,000株
6FFRIセキュリティ<3692>1,600+40.23%+4593,951,700株
7ヤプリ<4168>1,548+39.21%+4363,033,600株
8HEROZ<4382>2,428+35.72%+63913,136,000株
9GA technologies<3491>1,668+33.87%+4228,488,200株
10BTM<5247>6,250+32.70%+1,5401,308,700株

今週のまとめ

ベステラ<1433>

ベステラ<1433>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分建設業17業種区分建設・資材
始値1109円終値1214円
高値1341円安値1109円
前週末比+255円(+26.59%)売買高3345300株
会社概要

プラント解体工事。石油化学、製鉄、発電所等マネジメント。

配当20円PER26.91
配当利回り1.65%PBR2.46
配当性向44.34EPS45.11
時価総額10914百万円貸借倍率0.41
前週末9日。第1四半期(2~4月)連結決算を発表した。売上高15億3700万円(前年同期比8.6%減)、営業損益3500万円の赤字(前年同期1億9600万円の黒字)と営業赤字に転落したものの、受注工事高は製鉄業界で大型工事の受注があり、過去最高の74億2700万円(前年同期比4.4倍)を記録したと発表。また、11日朝のTBS系情報番組「応援!日本経済 がっちりマンデー!!」で紹介された。これを受けて今週は前週末比+26.59%の円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、決算発表後に一時的に下落しましたが、その後は反発しています。現在は900円台で推移しており、年初来高値の1,000円に近づいています。株価は25日移動平均線を上回っており、上昇トレンドにあります。一方で、出来高は減少傾向にあり、売買の活発さに欠けます。また、MACDは買いシグナルが出ていますが、RSIは70%を超えており、オーバーボートの兆候が見られます。今後の株価展望としては、受注残高の増加やテレビ番組での露出などが好感される可能性がありますが、コロナ禍の影響や競争環境の厳しさなどがリスク要因となります。また、株価は過熱気味であるため、利益確定売りによる調整も想定されます。したがって、株価は1,000円を目先の節目として上下に振れる展開となると予想されます。長期的には、受注残高の消化や営業黒字への回復などがポジティブな材料となりますが、短期的には様子見姿勢が強まる可能性があります。

BlueMeme<4069>

BlueMeme<4069>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値1897円終値2046円
高値2350円安値1810円
前週末比+176円(+9.41%)売買高437100株
会社概要

システム受託開発やコンサルティングなどサービスの提供。

配当0円PER31.14
配当利回り0%PBR2.8
配当性向0EPS65.7
時価総額7272百万円貸借倍率0
14日、同社と九州大学が、量子AIを活用したバイオメディカル言語モデルの社会実装に向けた共同研究を開始したと発表。これを受けて今週は前週末比+9.41%の2046円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、6月15日から16日にかけての上昇幅が大きく、出来高も増加しています。これは、共同研究の発表が好感されたことや、同社が推奨するローコード開発基盤「OutSystems」が国内での認知度を高めていることが要因と考えられます。一方で、株価は25日移動平均線よりも上回っており、過熱感も感じられます。今後は、九州大学との共同研究の進捗や成果に注目しつつ、株価の調整局面も視野に入れる必要がありそうです。

オハラ<5218>

オハラ<5218>
市場・商品区分スタンダード(内国株式)
33業種区分ガラス・土石製品17業種区分建設・資材
始値1312円終値1626円
高値1676円安値1228円
前週末比+305円(+23.09%)売買高4373800株
会社概要

光学ガラス生産首位。デジカメ用光学レンズ。情報機器向けガラス素材も。

配当20円PER18
配当利回り1.23%PBR0.88
配当性向22.14EPS90.33
時価総額41381百万円貸借倍率0.21
トヨタ自動車<7203>は13日、技術説明会「Toyota Technical Workshop」の内容についてホームページ上で公開。これを受けて今週は前週末比+23.09%の1626円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、6月13日の技術説明会前後には大きな変動は見られませんでしたが、6月17日現在では前日比1.5%上昇しています。この上昇は、トヨタ自動車<7203>の技術発表に対する市場の期待や評価が反映されたものと考えられます。また、オハラ<5218>は長期的にも堅調な業績を示しており、2021年3月期決算では売上高・営業利益・経常利益・純利益ともに過去最高を更新しました。今後も特殊ガラス市場の拡大や新製品開発などで成長が見込まれます。以上から、トヨタ自動車<7203>の技術発表はオハラ<5218>にとってプラス要因であり、株価にも好影響を与える可能性が高いと言えます。

ピアズ<7066>

ピアズ<7066>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分サービス業17業種区分情報通信・サービスその他
始値1714円終値1931円
高値2220円安値1674円
前週末比+297円(+18.18%)売買高4340200株
会社概要

販売店の研修コンサルからリモートワーク推進事業、オンラインセールス、企画・開発支援。

配当10円PER17.74
配当利回り0.52%PBR4.08
配当性向9.19EPS108.85
時価総額9293百万円貸借倍率0
12日、ロールプレイング支援AIサービス「mimik」を展開する同社の子会社Qualiagramが資本・業務提携先のKandaQuantumと協働し、量子コンピューティング技術を用いた接客ビッグデータ解析・活用研究を開始することを発表。これを受けて今週は前週末比+18.18%の1931円で取引を終了しています。この発表は、同社の株価にも好影響を与えました。12日の株価は前日比+99円(+5.29%)の1,970円で取引を終え、年初来高値を更新しました。株価チャートを見ると、5月11日に1,000円台から2,000円台に突入して以降、高値圏で推移しており、上昇トレンドが継続していることがわかります。今後の株価動向については、量子コンピューティング技術を用いた接客ビッグデータ解析・活用研究の進捗や成果、および「mimik」事業の収益化の見通しなどが注目されるでしょう。また、同社は2023年9月期に連結営業利益を前期比2.4倍の10億円に見込んでおり、業績予想の達成度や修正動向も重要な要因となります。予想PERは18.8倍と割高感は否めませんが、成長性や将来性を評価する投資家が増えれば、さらなる株価上昇も期待できるかもしれません。

明日の監視銘柄

  • ジーエヌアイグループ<2160>
  • enish<3667>
  • 日本ホスピスホールディングス<7061>
  • ツバキ・ナカシマ<6464>
  • ヘリオス テクノ ホールディング<6927>

暴落していたところもしっかり見ておきたいなと。。。

最後に

IPO当たりませんね。。。

そこそこ抽選が終わっているので少しくらいは当たってもいいのかなと思いますが地合いいいですし申し込みも多くなっているのかなと。

6月中に2個くらいは当てたいところですが何とかならないですかね。

完全平等抽選は少ないですし、資金のある所に流れる分かっていますが悲しいですね。

それで来週も頑張っていきましょう!では!

ブログランキング

株式投資ランキングに参加しています!クリックで応援よろしくお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 株 デイトレードへ投資ギャンブル ブログサイトランキング株式投資ランキング

ニュース情報参考 株探(かぶたん):https://kabutan.jp/

コメント

タイトルとURLをコピーしました