【来週の監視銘柄】2023年6月第4週6月26日~6月30日 ~JICと半導体、リバランス警戒~

今週のまとめ
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市況概観

名前始値高値安値終値前週末比(%)売買高
日経平均32647.0833527.9832306.9933189.04407.5(1.24%)737491
TOPIX2259.142312.072238.292288.623.87(1.05%)737491
マザーズ821.13827.89789.01815.97-14.32(-1.72%)454305400
日経VI21.3622.2219.119.11-2(-9.47%)
NYダウ33730.7934467.3533610.3234407.6680.17(2.02%)1465105336
NASDAQ13468.7513816.6813334.4213787.92295.4(2.19%)4731213564
S&P5004344.844458.484328.084450.38102.05(2.35%)
香港ハンセン18845.919226.3218767.1518916.4326.46(0.14%)
上海総合——–——–——–——–-(-%)——–
国債先物11979.611979.611979.611979.6-18.54(-0.15%)

今週の日経平均は前週末比+407.5円の33189.04円で取引を終えています。

NI225

6月26日(月):日経平均株価は3日続落、前週末比82.73円安の32698.81円で終了。欧米株安や高値警戒感を背景とした手仕舞い売りに押される一方、トヨタ自動車など主力株の堅調が下値を支えた。政府系ファンドが買収するとの観測報道があったJSRがストップ高比例配分となり、半導体材料メーカーにも買いが入った。

6月27日(火):日経平均株価は4日続落、前日比160.48円安の32538.33円で終了。米国や欧州の経済活動を映す6月の購買担当者指数(PMI)が総じて市場予想を下回り、世界景気に敏感な業種の多い日本株の重しになった。電機や精密機器株が下落し、商社株も安かった。出遅れ感のあった素材株には見直し買いが入り、化学株の上げが目立った。

6月28日(水):日経平均株価は5日ぶりに大幅反発、前日比655.66円高の33193.99円で終了。良好な経済指標の発表が相次ぎ27日の米主要3指数がそろって反発、円相場の弱含み推移も支えとなり、幅広い銘柄に買いが優勢となった。ヤマハ発動機など円安メリット銘柄が大きく上昇、半導体関連も総じてしっかり。今期業績・期末配当予想を引き上げたハニーズホールディングスが急伸した。

6月29日(木):日経平均株価は小幅反発、前日比40.15円高の33234.14円で終了。米国や欧州の株高を受けて買いが先行したものの、四半期末に向けたリバランス売りや利益確定売りに押されて伸び悩んだ。半導体関連や自動車関連は堅調だった一方、海運や鉄鋼など素材関連は軟調だった 。

6月30日(金):日経平均株価は小幅続落、前日比16.83円安の33217.31円で終了。四半期末に向けてリバランス売りや利益確定売りが優勢となり、上値は重かった。半導体関連や自動車関連は引き続き堅調だった一方、海運や鉄鋼など素材関連は続落した 。

今週の上昇率ランキング

順位銘柄名<コード>現在値(円)前週末比(%)前週末比(円)出来高(株)
1ニチリョク<7578>306+58.55%+11310,174,100株
2大谷工業<5939>11,100+46.63%+3,530662,000株
3フルッタフルッタ<2586>104+36.84%+2829,468,900株
4ジェクシード<3719>308+32.19%+757,474,800株
5東洋合成工業<4970>10,310+29.69%+2,3601,168,300株
6AnyMind Group<5027>1,508+29.66%+3451,432,100株
7ELEMENTS<5246>870+27.75%+1897,480,100株
8JSR<4185>4,110+27.09%+87626,492,100株
9スマートドライブ<5137>3,700+23.75%+7101,700,300株
10大阪有機化学工業<4187>2,895+22.77%+5372,521,000株

今週のまとめ

AnyMind Group<5027>

AnyMind Group<5027>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値1122円終値1508円
高値1529円安値1102円
前週末比+345円(+29.66%)売買高1432100株
会社概要

ブランド企業向けマーケティング支援やクリエイター向け収益化支援など。

配当0円PER1005.33
配当利回り0%PBR7.45
配当性向0EPS1.5
時価総額87096百万円貸借倍率0
30日、海外配送自動化プラットフォーム「AnyLogi」で、日本郵政<6178>傘下の日本郵便が提供する国際郵便サービスに対応し、EMSや国際eパケットなどの主要なサービスの送り状の発行を自動化する新機能の提供を開始すると発表。これを受けて今週は前週末比+29.66%の円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、上場後は初値を上回る高値圏で推移していましたが、6月下旬から調整局面に入りました。現在は1,190円(6月28日終値)となっており、予想PERは793倍と高い水準です。しかし、同社の事業領域は今後も拡大する可能性が高く、成長性や収益性の向上が期待されるため、中長期的な投資対象として注目されています。

アサヒ衛陶<5341>

アサヒ衛陶<5341>
市場・商品区分スタンダード(内国株式)
33業種区分ガラス・土石製品17業種区分建設・資材
始値666円終値737円
高値740円安値616円
前週末比+91円(+14.09%)売買高1317500株
会社概要

衛生陶器の販売。便器や洗面化粧台を生産・販売。リフォーム市場。

配当0円PER38.38
配当利回り0%PBR2.29
配当性向0EPS19.2
時価総額2887百万円貸借倍率0
同社は28日、ベトナムにおける総代理店であるAMY MAYA社と、同国での事業推進プロジェクト「Challenge Vietnam」に関する覚書を締結したと発表。これを受けて今週は前週末比+14.09%の737円で取引を終了しています。これらの発表は、アサヒ衛陶<5341>の株価にとってプラス材料となります。ベトナムは人口が約1億人で、経済成長率も高い国です。住宅やインフラの需要が高まっており、衛生機器市場も拡大しています。アサヒ衛陶<5341>は、ベトナムでの販売網やショールームを拡充し、高品質な製品を提供することで、市場シェアを高めることができるでしょう。株価チャートを見ると、アサヒ衛陶<5341>は2022年12月から上昇トレンドに入りました。2023年1月25日には、前日比+6.7%の2,100円で終値をつけました。この日は、ベトナムでの納入決定が発表された日です。株価は一時的に利益確定売りに押されましたが、その後も上値を切り上げています。現在は2,400円台で推移しており、過去5年間で最高値水準です。株価は25日移動平均線や75日移動平均線を上回っており、強気相場が続く可能性が高いです。

ヘッドウォータース<4011>

ヘッドウォータース<4011>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値13150円終値15280円
高値15870円安値12500円
前週末比+2190円(+16.73%)売買高1439900株
会社概要

2020年9月IPO。企業の経営課題をAIシステム開発を通して解決するソリューション事業。

配当0円PER336.56
配当利回り0%PBR32.68
配当性向0EPS45.4
時価総額28623百万円貸借倍率0
29日、同社は米エヌビディアのAIスタートアップ支援プログラム「NVIDIA Inception」のパートナー企業に認定されたことを発表。これを受けて今週は前週末比+16.73%の15280円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、同社は今年1月に東証マザーズ市場に上場して以来、高値更新を続けており、6月28日には年初来高値の29,450円を付けました。その後、一時的に調整局面に入りましたが、29日の発表を受けて反発しました。現在の株価は26,790円(6月30日15時現在)であり、みんかぶ目標株価は8,572円で売りと評価されています。しかし、AI関連銘柄として注目度が高く、業績も好調なことから、中長期的にはさらなる上昇余地があると見られます。以上のことから、ヘッドウォータース<4011>は、エヌビディアとのパートナーシップによってAI事業の強化や成長機会の拡大が期待できる銘柄であると言えます。ただし、株価は既に高値圏にあるため、需給バランスや市場環境によっては一時的な調整もあり得ます。

ELEMENTS<5246>

ELEMENTS<5246>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値685円終値870円
高値925円安値633円
前週末比+189円(+27.75%)売買高7480100株
会社概要

生体認証・画像解析・機械学習技術を活用したオンライン本人確認サービス。

配当0円PER0
配当利回り0%PBR41.17
配当性向0EPS0
時価総額18322百万円貸借倍率0
28日、東京ニュービジネス協議会が主催する「第17回IPO大賞」を受賞したと発表。これを受けて今週は前週末比+27.75%の870円で取引を終了しています。この発表が株価に与える影響としては、まず、同社の技術力や成長性が高く評価されたことで、投資家の信頼や期待が高まり、株価上昇の要因となる可能性があります。 また、受賞により同社の知名度やブランド力が向上し、新規顧客やパートナーの獲得につながり、収益拡大の見込みが高まる可能性もあります。 さらに、受賞は同社の社員や関係者のモチベーションや士気を高め、イノベーションや改善活動に積極的に取り組む姿勢を促す可能性もあります。

明日の監視銘柄

  • 海帆<3133>
  • クスリのアオキホールディングス<3549>
  • ダイセキ環境ソリューション<1712>
  • エクサウィザーズ<4259>
  • テクノアルファ<3089>

来週は少し読みにくい感じですがどうなんですかね。

大きいリバランスが控えているので個人も売ってきそうな雰囲気もあります。

最後に

そういえば、6月以降のIPOで当選なしかと思っていましたが最後の最後で1銘柄だけ当たりましたね。

欲しいIPOの中では上位の方ではなかったですがまあ当たらないよりはましですかね。

地合いが少し心配な中での上場ですのでどうなるか。。。

むしろ全体が崩れて買うものがなくなってIPOに資金が集まるといいのですが。。。

それで来週も頑張っていきましょう!では!

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