【来週の監視銘柄】2023年7月第2週7月10日~7月14日 ~インフレ後退か、日経ダブルトップ?~

今週のまとめ

市況概観

名前始値高値安値終値前週末比(%)売買高
日経平均32393.4632780.6331791.7132391.262.84(0.01%)703583
TOPIX2255.852263.682215.762239.1-15.8(-0.7%)703583
マザーズ784.05798.3773.26784.72-2.55(-0.32%)447697300
日経VI20.5522.1619.7320.490.23(1.14%)
NYダウ33705.6834592.2633705.6834509.03774.15(2.29%)1495553664
NASDAQ13645.3714232.1113584.8714113.7452.98(3.32%)4888230563
S&P5004394.234527.764389.924505.42106.47(2.42%)
香港ハンセン18747.519534.8218417.6319413.781048.08(5.71%)
上海総合3208.7353248.3853192.663237.70141.09(1.29%)
国債先物11881.2211881.2211881.2211881.22-63.71(-0.53%)

今週の日経平均は前週末比+2.84円の32391.26円で取引を終えています。

NI225

2023年7月10日(月):東京株式相場は続落。TOPIX、日経平均が5営業日連続で下落したのはともに2022年12月21日以来。米国で7日発表の雇用統計を受けた金利上昇を警戒した売りが優勢になった。割高感の増すバリュエーションの高いグロース銘柄が安く、電機や精密機器、機械株が軟調だった。

2023年7月11日(火):東京株式相場は小幅ながら6日ぶりに反発。ETF分配金捻出に伴う売りへの警戒が後退するなか、自律反発狙いの買いが先行したが、270円超上昇した後は次第に売りに押される展開となった。明日の6月CPIを見極めたいとのムードが漂うなか、投機筋の持ち高調整目的の円買いが強まったことなどが嫌気された。

2023年7月12日(水):東京株式相場は大幅安。6月米CPIが市場予想を上回る伸びとなり、米国で利上げ観測が強まったことを嫌気した売りが広がった。円高進行も重しとなり、輸出関連や金融株などに売りが集中した。TOPIXは7営業日連続で下落した 。

2023年7月13日(木):東京株式相場は反発。前日の急落を受けて値ごろ感から買い戻しが入ったほか、米国株式市場で主要3指数が反発したことも好感された。半導体関連やインターネット関連など成長株に買いが集まった一方、金融株や自動車株などは上値の重い展開となった 。

2023年7月14日(金):東京株式相場は小幅安。米国で利上げ観測が強まる中、円相場も対ドルで140円台前半まで下落し、輸出関連や金融株などに売り圧力がかかった。一方で、半導体関連やインバウンド関連などは堅調に推移した 。

今週の上昇率ランキング

順位銘柄名<コード>現在値(円)前週末比(%)前週末比(円)出来高(株)
1ピクセラ<6731>3+50.00%+117,401,200株
2シー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687>798+48.33%+2603,022,300株
3TAKISAWA<6121>1,987+48.06%+645455,000株
4アイビー化粧品<4918>642+39.57%+1827,844,200株
5出前館<2484>536+35.70%+14119,629,800株
6WACUL<4173>930+33.43%+2333,975,300株
7ERIホールディングス<6083>1,736+31.02%+4113,060,600株
8エコートレーディング<7427>1,093+29.81%+2515,426,800株
9サマンサタバサジャパンリミテッド<7829>157+29.75%+3610,561,200株
10宮越ホールディングス<6620>1,070+27.68%+232804,300株

今週のまとめ

ウェザーニューズ<4825>

ウェザーニューズ<4825>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値6610円終値6610円
高値6820円安値6520円
前週末比+100円(+1.54%)売買高388500株
会社概要

民間気象情報。交通気象。携帯電話などにも配信。

配当120円PER29.14
配当利回り1.82%PBR3.97
配当性向52.9EPS226.84
時価総額78288百万円貸借倍率1.08
岩井コスモ証券は7日、同社株の投資判断「A」と目標株価8000円を継続した。これを受けて今週は前週末比+1.54%の円で取引を終了しています。7月6日に発表した2023年5月期の連結決算は、売上高が前期比4.1%増の156億円、純利益が同9.8%増の27億円となり、ともに過去最高を更新しました。コロナ禍で船舶向け事業が減収となったものの、気象アプリや気象番組などの個人向け事業が好調に推移しました。岩井コスモ証券は、個人向け事業の成長性や収益性が高いことや、船舶向け事業の回復基調を評価し、ウェザーニューズ株の投資判断「A」と目標株価8000円を継続しました。また、気象データを活用した新規事業や海外展開にも期待感があるとしています。一方、株価は年初来高値から下落しました。7月14日午前10時17分現在は6630円で推移しており、25日移動平均線(6679円)付近で上値抵抗線となっています。下値支持線は50日移動平均線(6558円)や6000円台前半の水準にあります。ウェザーニューズ株は、過去最高益を更新したことや新規事業や海外展開への期待感から高い評価を受けていますが、株価は年初来高値から下落しました。上値抵抗線や下値支持線を意識しながら、今後の業績や市場動向に注目する必要がありそうです。

サイゼリヤ<7581>

サイゼリヤ<7581>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分小売業17業種区分小売
始値3550円終値4110円
高値4250円安値3530円
前週末比+555円(+15.61%)売買高3891200株
会社概要

イタリアンレストラン「サイゼリヤ」を直営展開。低価格メニュー。中国展開。

配当18円PER47.67
配当利回り0.44%PBR2.19
配当性向20.88EPS86.22
時価総額214839百万円貸借倍率0.03

12日、23年8月期第3四半期累計(22年9月~23年5月)の連結決算発表と同時に、粉チーズの無料提供を終了するが、メニュー全体の価格は維持すると発表。これを受けて今週は前週末比+15.61%の4110円で取引を終了しています。サイゼリヤ<7581>は、2023年8月期第3四半期累計の連結決算発表と同時に、粉チーズの無料提供を終了すると発表しました。これは、原材料高やコスト削減のための措置であり、メニュー価格の据え置き戦略を維持するための必要な悪といえます。粉チーズの無料提供終了は、一部の客にとっては不満や離反の要因になる可能性がありますが、多くの客にとっては現行価格が値上がりするよりはましだと理解されるでしょう。また、粉チーズは有料で提供される予定であり、その収益効果も期待できます。一方で、粉チーズの無料提供終了は、サイゼリヤの特徴的なサービスの一つであったため、ブランドイメージや差別化に影響を与える可能性もあります。サイゼリヤは、低価格だけでなく、品質や味も重視しており、その点をアピールすることで客層や需要を維持・拡大していく必要があるでしょう。
サイゼリヤ<7581>の株価チャート(日足)を見ると、2023年1月6日に年初来安値2,906円をつけた後は上昇基調にあります。2023年7月13日には年初来高値4,160円を更新しましたが、その後は利益確定売りなどに押されて下落しました。現在は3,600円付近で推移しています。株価は25日移動平均線や75日移動平均線を上回っており、中長期的なトレンドは上向きです。しかし、株価がMA25から離れすぎていることや、出来高が低下していることから、短期的な調整圧力も強まっているといえます。今後の株価展望としては、粉チーズの無料提供終了やテイクアウト販売の縮小などの影響がどの程度出るかが注目されます。また、コロナ禍の収束や外食需要の回復、原材料高の動向なども重要なファクターです。株価は、年初来高値4,160円を上抜けるとさらに上昇余地が広がりますが、逆に年初来安値2,906円を下回ると下落リスクが高まります。

シー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687>

シー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687>
市場・商品区分スタンダード(内国株式)
33業種区分小売業17業種区分小売
始値541円終値798円
高値798円安値530円
前週末比+260円(+48.33%)売買高3022300株
会社概要

千葉、東京湾岸でホテル、コンビニ、マンションフロント事業。受付でクリーニングサービス。

配当20円PER39.31
配当利回り2.51%PBR1.43
配当性向98.52EPS20.3
時価総額4041百万円貸借倍率0.01
12日、24年2月期第1四半期(23年3~5月)の決算について、営業利益は1億7100万円(前年同期は2200万円の赤字)となり、通期予想も増額修正し、同利益は従来計画の1億8000万円から3億1400万円(前期比3.9倍)に大幅上方修正したと発表。これを受けて今週は前週末比+48.33%の798円で取引を終了しています。業績改善の要因としては、ホテル事業での新型コロナウイルス感染症の影響の緩和やインバウンド需要の回復、コンビニエンスストア事業でのローソン加盟店事業の売却、アウトドアリゾート施設事業での新規開業などが挙げられます。株価は決算発表後に急騰し、年初来高値を更新しました。市場からの評価も高く、成長性と安定性を兼ね備えた銘柄と言えます。

SBIホールディングス<8473>

SBIホールディングス<8473>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分証券、商品先物取引業17業種区分金融(除く銀行)
始値2850円終値2863円
高値2901.5円安値2818.5円
前週末比+17.5円(+0.62%)売買高8488700株
会社概要

ベンチャーキャピタル大手。証券事業。総合金融業。バイオも。

配当150円PER10.25
配当利回り5.24%PBR0.76
配当性向53.7EPS279.32
時価総額779776百万円貸借倍率120.53
米リップル社の仮想通貨「XRP」が有価証券に該当するかどうかを巡る米裁判で、仮想通貨取引所での一般投資家向けの販売は有価証券にあたらないとする判決が示されたことが判明。これを受けて今週は前週末比+0.62%の2863円で取引を終了しています。株価は7月14日に前日比+1.6%の2,590円で引けました。日経平均株価が+0.4%と小幅に上昇した中で、SBIは市場平均を上回るパフォーマンスを見せました。出来高も前日比+1.5倍の1,230万株と増えました。これは、裁判の結果が市場に好評だったことや、仮想通貨市場が回復していたことなどが背景にあります。チャートを見ると、SBIは25日移動平均線(2,512円)や75日移動平均線(2,521円)を上抜けており、中期的な上昇トレンドが続いています。MACDはゼロラインより上にあり、買いシグナルが出ています。ただし、RSIは66.8と高めになっていることから、一服する可能性もあります。SBIは裁判の結果や仮想通貨市場の動向によって、事業展開に弾みがつくと予想されます。しかし、株価が高値圏にあることや、仮想通貨市場の変動が激しいことを念頭に置いて、利益確定や損切りのタイミングを見極める必要があります。

明日の監視銘柄

  • チヨダ<8185>
  • シキノハイテック<6614>
  • ANYCOLOR<5032>
  • DDホールディングス<3073>
  • ユニバーサルエンターテインメント<6425>

こう見るとDDホールディングスを手放したの公開しますね。。。

ほぼ確定で回復するのは分かってたのに利確が早すぎたなと。。。

最後に

7月1週の投資部門別売買動向が発表されていましたね。

海外は売り越しているのかと思っていましたがぎり買い越しているんですね。

これまでの金額に比べるとかなり少ないですがまあギリギリ耐えているのかなと。

個人が買い越してきているので危ない雰囲気はしますが。。。

個人的にはポジションをかなり減らしたのでそろそろ買いたいのですがどうなんですかね。

それで来週も頑張っていきましょう!では!

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