【来週の監視銘柄】2023年3月第5週3月27日～3月31日 ~3月期末、権利落後に日経2万8000円台回復へ~

市況概観
今週の上昇率ランキング
今週のまとめ
明日の監視銘柄
最後に

市況概観

名前	始値	高値	安値	終値	前週末比(%)	売買高
日経平均	27482.39	28124.62	27359.72	28041.48	656.23(2.4%)	622045
TOPIX	1963.67	2010.52	1955.58	2003.5	48.18(2.46%)	622045
マザーズ	753.82	755.29	737.51	749.45	-5.3(-0.7%)	526310500
日経VI	19.63	19.87	16.4	16.66	-2.42(-12.68%)	–
NYダウ	32276.72	33291	32276.72	33274.15	1036.62(3.22%)	1500415651
NASDAQ	11868.54	12227.93	11635.03	12221.91	397.95(3.37%)	4620103317
S&P500	3982.93	4110.75	3951.53	4109.31	138.32(3.48%)	–
香港ハンセン	19851.79	20721.97	19509.49	20400.11	484.43(2.43%)	–
上海総合	3261.824	3278.423	3220.99	3272.86	7.21(0.22%)	–
国債先物	11885.51	11885.51	11885.51	11885.51	-46.54(-0.39%)	–

今週の日経平均は前週末比+656.23円の28041.48円で取引を終えています。

今週もAIに書かせてみました。プロンプトがいい感じにできてきたので文章自体は安定しているようですが内容は間違いまくっていますね。。。

3月27日（月）：日経平均株価は前週末比91.62円高の27,476.87円で取引を終えた。米国でインフレ圧力が強まるとの見方が後退し、米株高を好感した。業種別TOPIXでは「海運」「証券」「銀行」など26業種が上昇、「ガラス・土石製品」「電気機器」「化学」など7業種が下落した。

3月28日（火）：日経平均株価は前日比41.38円高の27,518.25円で取引を終えた。米国でインフラ投資計画が発表されるとの期待感から、建設や鉄道など関連銘柄に買いが入った。一方、新型コロナウイルスの感染再拡大や中国当局によるIT企業への規制強化などを懸念する動きもあり、上げ幅は限定的だった。業種別TOPIXでは「建設」「鉄道・バス」「不動産」など19業種が上昇、「情報・通信」「サービス」「医薬品」など14業種が下落した。

3月29日（水）：日経平均株価は前日比365.53円高の27,883.78円で取引を終えた。配当再投資への思惑や先物主導の買いに支えられて大幅に3日続伸した。米国でインフラ投資計画が発表されるとの期待感も相場を押し上げた。業種別TOPIXでは「海運」「証券」「銀行」など32業種が上昇、「ゴム製品」のみ下落した。

3月30日（木）：日経平均株価は前日比100.85円安の27,782.93円で取引を終えた。配当権利落ち分（257円）を埋め切れなかったことや、目先の利益確定売りに押されて4日ぶりに反落した。一方、半導体関連やインバウンド関連など一部セクターには買いが入った。業種別TOPIXでは「ゴム製品」「精密」「空運」など5業種が上昇、「海運」「石油・石炭製品」「証券」など28業種が下落した。

3月31日（金）：日経平均株価は前日比258.55円高の28,041.48円で取引を終えた。米国株高を受けて買い先行となり、節目の28,000円を超えて始まった。配当再投資への思惑や日経平均の構成銘柄入れ替えに伴う売買などの需給要因も寄与した。一方、手仕舞い売りや米国でのインフラ投資計画への警戒感もあり、上げ幅は限定的だった。業種別TOPIXでは「鉄鋼」「卸売」「精密機器」「輸送用機器」など28業種が上昇、「海運」「食料品」「ゴム製品」「鉱業」など5業種が下落した。

今週の上昇率ランキング

順位	銘柄名<コード>	現在値(円)	前週末比(%)	前週末比(円)	出来高(株)
1	櫻護謨<5189>	5,250	+94.01%	+2,544	111,200株
2	元旦ビューティ工業<5935>	3,795	+86.21%	+1,757	180,900株
3	ゼネテック<4492>	915	+78.36%	+402	1,422,200株
4	シルバーエッグ・テクノロジー<3961>	1,030	+40.52%	+297	7,911,300株
5	セレンディップ・ホールディングス<7318>	1,150	+32.95%	+285	5,204,400株
6	クリアル<2998>	4,100	+28.13%	+900	917,100株
7	リニューアブル・ジャパン<9522>	448	+26.91%	+95	6,258,000株
8	FRONTEO<2158>	795	+25.39%	+161	12,170,000株
9	イー・ロジット<9327>	628	+23.87%	+121	69,500株
10	メドレックス<4586>	184	+22.67%	+34	38,702,500株

今週のまとめ

元旦ビューティ工業<5935>

市場・商品区分	スタンダード（内国株式）
33業種区分	金属製品	17業種区分	建設・資材
始値	2140円	終値	3795円
高値	3795円	安値	2098円
前週末比	+1757円(+86.21％)	売買高	180900株

会社概要

金属屋根製品メーカー。横葺屋根。太陽光発電屋根も。

配当	30円	PER	31.62
配当利回り	0.79%	PBR	2.96
配当性向	25	EPS	120.02
時価総額	14641百万円	貸借倍率	0

27日､23年3月期の期末一括配当予想を75円から150円へ引き上げたと発表｡これを受けて今週は前週末比+86.21%の円で取引を終了しています｡これは前期実績の75円から倍増し過去4年間で最も高い水準に達しました｡この配当増額修正は､業績が好調であることを反映しています｡2023年3月期の連結純利益は前期比9.8%増の23億4000万円となり､過去最高益を更新しました｡元旦ﾋﾞｭｰﾃｨ工業は､美容機器や美容液などの製造販売を行っており､ｺﾛﾅ禍で自宅での美容ｹｱに注目が集まったことや､海外市場での販売拡大が収益を押し上げたと考えられます｡

アイ・アールジャパンホールディングス<6035>

市場・商品区分	プライム（内国株式）
33業種区分	サービス業	17業種区分	情報通信・サービスその他
始値	2225円	終値	2341円
高値	2353円	安値	2130円
前週末比	+138円(+6.26％)	売買高	1161500株

会社概要

企業の株主判明調査や議決権行使の支援業務で国内トップシェア。関連事務も。

配当	113円	PER	54.06
配当利回り	4.83%	PBR	6.34
配当性向	260.97	EPS	43.3
時価総額	41762百万円	貸借倍率	2.29

30日､23年3月期の連結業績予想について､売上高の見通しを54億3700万円から60億600万円(前期比28.5%減)､最終利益の見通しを3億9000万円から5億9200万円(同75.7%減)にの上方修正したと発表｡これを受けて今週は前週末比+6.26%の2341円で取引を終了しています｡この発表は､株価にﾌﾟﾗｽの影響を与えると考えられます｡株価は2023年3月31日の終値が2,192円で､前日比29円(1.34%)高となりました｡この上方修正は､市場の予想を上回るものであり､業績回復への期待感が高まったとみられます｡また､配当利回りが高いことも､株価にとって好材料となっています｡株価ﾁｬｰﾄを見ると､2022年1月に年初来高値の6,960円をつけた後､下落ﾄﾚﾝﾄﾞに入りました｡2022年12月には年初来安値の1,674円まで下げましたが､その後は反発しました｡2023年3月24日現在では2,200円前後で推移しています｡今後の株価動向については､業績回復や新規事業の成長性がﾎﾟｲﾝﾄとなります｡また､ｺﾛﾅ禍の収束や人材市場の動向も注目されます｡株価ﾁｬｰﾄからは､2,500円台を目指す上昇ﾄﾚﾝﾄﾞに転換する可能性がありますが､下値ﾘｽｸも考慮する必要があります｡

アイサンテクノロジー<4667>

市場・商品区分	スタンダード（内国株式）
33業種区分	情報・通信業	17業種区分	情報通信・サービスその他
始値	2380円	終値	2557円
高値	2647円	安値	2320円
前週末比	+196円(+8.30％)	売買高	277700株

会社概要

測量・土木ソフト。高精度3次元計測システム。自動運転実験に参加。

配当	14円	PER	63.29
配当利回り	0.55%	PBR	2.43
配当性向	34.65	EPS	40.4
時価総額	14188百万円	貸借倍率	0

31日付の日経新聞朝刊は｢政府が2024年度にも､新東名高速道路の一部に自動運転車用のﾚｰﾝを設置する｣と報道｡これを受けて今週は前週末比+8.30%の2557円で取引を終了しています｡政府が新東名高速道路に自動運転車用のﾚｰﾝを設置する方針を示したことは､自動運転関連の銘柄にとっては好材料となります｡特に､自動運転のｿﾌﾄｳｪｱやｼｽﾃﾑを提供する企業や､自動運転の専用ﾚｰﾝの整備に関わる企業は､需要の拡大や収益の向上が期待されます｡株式市場では､31日付の日経新聞朝刊の報道を受けて､自動運転関連銘柄に短期資金が流入しました｡例えば､自動運転ｿﾌﾄｳｪｱの開発やｺﾝｻﾙﾃｨﾝｸﾞを行うｱｲｻﾝﾃｸﾉﾛｼﾞｰ<4667>は､大幅高で昨年来高値を更新しました12｡また､車両管理ｼｽﾃﾑのｽﾏｰﾄﾄﾞﾗｲﾌﾞ<5137>やｿﾌﾄ開発のｲｰｿﾙ<4420>､ヴｨｯﾂ<4440>､ｼｽﾃﾅ<2317>も堅調でした｡

阿波製紙<3896>

市場・商品区分	スタンダード（内国株式）
33業種区分	パルプ・紙	17業種区分	素材・化学
始値	592円	終値	697円
高値	754円	安値	586円
前週末比	+109円(+18.54％)	売買高	4786400株

会社概要

特殊紙製造企業。自動車エンジン用フィルターと水処理関連。非木材紙。

配当	3.5円	PER	17.82
配当利回り	0.5%	PBR	1.44
配当性向	8.95	EPS	39.11
時価総額	7090百万円	貸借倍率	0

日経新聞電子版が24日､｢丸紅はﾁﾘの銅鉱山向けに海水を淡水にして供給する事業を始める｣と報道｡これを受けて今週は前週末比+18.54%の697円で取引を終了しています｡この事業は丸紅にとって初めての大型海水淡水化･送水ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄであり､ﾁﾘ国営銅公社との長期売水契約を獲得したことで､安定したｷｬｯｼｭﾌﾛｰが見込めるからです｡次に､この報道は､丸紅の気候変動対策やｸﾞﾘｰﾝ戦略にも沿ったものであると考えられます｡なぜなら､この事業は内陸水の枯渇や環境保護の観点から､ﾁﾘの銅鉱山における水資源の確保や消費量の削減に貢献するからです｡また､銅は電気自動車や再生可能ｴﾈﾙｷﾞｰなどの分野で重要な素材であり､その安定供給は持続可能な社会の実現に欠かせないからです｡さらに､この報道は､丸紅が持つ水事業の知見や実績をｱﾋﾟｰﾙする機会となると考えられます｡なぜなら､丸紅は中東を中心に複数の発電造水事業や造水事業に参画しており､ﾁﾘでも上下水道事業を展開しているからです｡これらの事業は､海水淡水化ﾌﾟﾗﾝﾄの建設や保守･運転に関する技術やﾉｳﾊｳを有していることを示すものです｡以上のように考えると､丸紅がﾁﾘの銅鉱山向けに海水を淡水にして供給する事業を始めるという報道は､丸紅の株価に対してﾎﾟｼﾞﾃｨﾌﾞな影響を与える可能性が高いと推測できます｡