【来週の監視銘柄】2023年7月第4週7月24日~7月27日 ~揺れる為替、記事に振り回される~

今週のまとめ

市況概観

名前始値高値安値終値前週末比(%)売買高
日経平均32648.1432938.5932037.5532759.23454.98(1.41%)801873
TOPIX2278.752297.422255.052290.6128.41(1.26%)801873
マザーズ768.98774.81753.17764.04-1.49(-0.19%)351177200
日経VI20.2420.3218.5718.59-1.22(-6.16%)
NYダウ35230.7935645.3535216.5835459.29231.6(0.66%)1654277122
NASDAQ14081.6314360.213997.1314316.66283.85(2.02%)4499342095
S&P5004543.394607.074528.564582.2345.89(1.01%)
香港ハンセン18867.6119940.5918562.1219916.56841.3(4.41%)
上海総合3157.4693280.2783151.133275.926108.18(3.42%)
国債先物11885.2611885.2611885.2611885.26-32.25(-0.27%)

今週の日経平均は前週末比+454.98円の32759.23円で取引を終えています。

NI225

2023年7月24日(月):日本株は大幅反発し、日経平均株価は396.69円高の32,700.94円となった。米国の企業活動減速による利上げ懸念の後退や、中国の不動産政策緩和方針の報道が相場を支えた。外需関連銘柄や資源関連銘柄が値上がりした一方、ディフェンシブ関連銘柄やNTTが値下がりした。債券相場は超長期債が下落し、40年債入札結果が弱めだった。ドル・円相場は141円台半ばで推移した。

2023年7月25日(火):日本株は小幅に上昇し、日経平均株価は18.43円安の32,682.51円となった。米国の金融政策発表を控えて様子見ムードが強く、商いは薄かった。外需関連銘柄や資源関連銘柄に売りが出た一方、ディフェンシブ関連銘柄や医薬品銘柄に買いが入った。債券相場は超長期債が上昇し、金利が低下した。ドル・円相場は140円台後半で推移した。

2023年7月26日(水):日本株は小幅に下落し、日経平均株価は14.17円安の32,668.34円となった。米国の金融政策発表を前に利益確定売りが出た。商いは薄く、売買代金は2兆7807億円と大型連休合間以来の低水準になった。自動車やゴム製品、非鉄金属、海運株に売りが出た一方、医薬品や食品、電気・ガス株に買いが入った。債券相場は上昇し、日銀の定例国債買い入れ結果が需給の引き締まりを示した。ドル・円相場は140円台後半で推移した。

2023年7月27日(木):日本株は反落し、日経平均株価は131.93円安の32,536.41円となった。日銀のイールドカーブコントロール(YCC)政策の修正で金利上昇し不動産が下げる。電機や自動車といった輸出関連銘柄にも円高推移を嫌気した売りが出た。半面、収益環境の改善が期待できる銀行や保険といった金融株は上昇し相場を下支えした。商いは活発で、売買代金は5兆7000億円と5月31日以来の高水準だった。債券相場は大幅安で、長期金利は一時0.575%と14年9月以来の高水準になった。ドル・円相場は1%を超える乱高下を見せた。

2023年7月28日(金):日本株は小幅反発し、日経平均株価は9.44円高の32,545.85円となった。米国の金融政策発表後にドル安・円高が一服し、輸出関連銘柄に買いが入った。半導体関連銘柄やゲーム関連銘柄も上昇した。一方、金利上昇が嫌気される不動産や建設、電力・ガスといったインフラ関連銘柄に売りが出た。債券相場は小幅安で、長期金利は0.55%台で推移した。ドル・円相場は139円台で推移した。

今週の上昇率ランキング

順位銘柄名<コード>現在値(円)前週末比(%)前週末比(円)出来高(株)
1日本テレホン<9425>405+51.12%+1374,442,600株
2グローバルダイニング<7625>465+25.00%+93178,100株
3ログリー<6579>857+24.56%+169252,300株
4メイホーホールディングス<7369>3,820+22.44%+7007,402,400株
5ジェイ・エスコムホールディングス<3779>131+22.43%+2431,425,800株
6東京製鐵<5423>1,689+20.38%+28622,580,700株
7弁護士ドットコム<6027>3,940+20.12%+6603,166,300株
8テセック<6337>3,310+19.84%+5481,599,500株
9フジオーゼックス<7299>3,770+18.37%+585157,600株
10カーチスホールディングス<7602>229+18.04%+355,419,300株

今週のまとめ

カッパ・クリエイト<7421>

カッパ・クリエイト<7421>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分小売業17業種区分小売
始値1512円終値1535円
高値1537円安値1510円
前週末比+29円(+1.93%)売買高341200株
会社概要

回転すし。「かっぱ寿司」を全国展開。コンビニ向け加工も。コロワイド傘下。

配当0円PER84.34
配当利回り0%PBR8.78
配当性向0EPS18.2
時価総額75851百万円貸借倍率0.25
27日、24年3月期の業績予想の修正について、営業利益は従来計画の90億円予想から110億円(前期比43%増)に大幅増額したと発表。これを受けて今週は前週末比+1.93%の円で取引を終了しています。この発表は株価にも好影響を与えました。27日の終値は前日比16円高の1,519円となり、一時は1,537円まで上昇しました。株価チャートを見ると、カッパ・クリエイトは今年に入ってから上昇トレンドにあります。年初来高値は5月15日に付けた1,561円で、その後は一時的に下げましたが、7月中旬から再び上昇基調に転じました。現在は年初来高値に近い水準で推移しており、今後も業績回復の期待感から株価上昇が続く可能性があります。新規事業や店舗改革などの成長戦略も着実に進めており、今後も安定した収益力を維持できると考えられます。

アプリックス<3727>

アプリックス<3727>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値166円終値188円
高値195円安値164円
前週末比+20円(+11.90%)売買高11292000株
会社概要

IoT関連事業。ビーコン販売とMVNO事業。

配当0円PER16.63
配当利回り0%PBR1.91
配当性向0EPS11.3
時価総額4168百万円貸借倍率0
27日、光通信<9435>グループの光通信が関東財務局に提出した大量保有報告書で、光通信と共同保有者のアプリックス株式の保有割合が5.16%となり、新たに5%を超えたことが判明。これを受けて今週は前週末比+11.90%の188円で取引を終了しています。光通信は、アプリックスの主要な事業であるモバイル・アプリケーション開発やIoTソリューションに注目しており、今後の協業や買収の可能性もあります。このような状況は、アプリックスの株価にとってプラス材料となると予想されます。アプリックスの株価チャートを見ると、27日には前日比+17%と大幅に上昇し、年初来高値を更新しました。出来高も平均より約50倍も増えており、市場の関心が高まっていることがわかります。チャート上では、上昇トレンドが継続しており、ボリンジャーバンドの上限を突破しています。一方で、RSIやMACDなどのテクニカル指標は、過熱気味であることを示唆しています。したがって、短期的には調整局面に入る可能性もありますが、中長期的には光通信との関係性や事業展開に注目して、株価の動向を見守る必要があるでしょう。

日本証券金融<8511>

日本証券金融<8511>
市場・商品区分プライム(内国株式)
33業種区分その他金融業17業種区分金融(除く銀行)
始値1088円終値1185円
高値1194円安値1085円
前週末比+103円(+9.52%)売買高1277900株
会社概要

証券金融。賃借取引。大証金と合併。子会社に信託銀行。

配当34円PER16.76
配当利回り2.87%PBR0.75
配当性向48.09EPS70.7
時価総額104280百万円貸借倍率73.86
25日、24年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算の速報値をについて、営業収益は前年同期比23.3%増の136億8200万円、営業利益は同72.0%増の30億6800万円となったと発表。これを受けて今週は前週末比+9.52%の1185円で取引を終了しています。株価チャートを見ると、日本証券金融<8511>は7月27日に1186円で引けた後、翌日には1240円まで上昇しました。これは、決算発表前に比べて約4.5%の上昇です。また、出来高も前日の22万株から35万株に増えており、買い意欲が高まっていることがわかります。株価は5月につけた年初来高値の1200円を上回り、新たなレジスタンスラインを形成しています。今後の株価動向については、決算発表後のアナリストや投資家の反応や評価が重要になります。また、証券会社向け貸借取引貸付が主力事業である同社は、市場全体の動きにも影響を受けやすいため、相場環境の変化にも注意が必要です。しかし、同社は今期も増収増益を見込んでおり、業績基調は堅調であると言えます。株価はレジスタンスラインを突破する可能性が高く、中長期的には上昇トレンドが続くと予想されます。

グローバルダイニング<7625>

グローバルダイニング<7625>
市場・商品区分スタンダード(内国株式)
33業種区分小売業17業種区分小売
始値379円終値465円
高値465円安値371円
前週末比+93円(+25.00%)売買高178100株
会社概要

都市部に外食チェーン。イタリア、アジア料理などのレストランを展開。米にも出店。

配当0円PER12.04
配当利回り0%PBR1.34
配当性向0EPS38.62
時価総額4822百万円貸借倍率52.67
27日、23年12月期業績予想について。売上高を100億200万円から109億8300万円(前期比14.9%増)へ、営業利益を3億円から5億6900万円(同2.5倍)へ引き上げたと発表。これを受けて今週は前週末比+25.00%の465円で取引を終了しています。まず、業績予想の上方修正は、市場の期待を上回る好調な経営状況を示しており、株主に対する信頼感や将来性を高める要因となります。特に、経常利益は前期比93.6%増と大幅な増益率となり、予想PERも8.0倍と割安な水準にあります。これは、同社がコロナ禍でも収益力を高めることができたことを意味しており、投資家の評価を引き上げる可能性があります。次に、株価チャートを見ると、同社の株価は7月27日の発表前には385円で推移していましたが、発表後には一時465円まで急騰しました。これは、発表内容が市場のサプライズとなり、買い注文が殺到したことを反映しています。その後、株価は利益確定売りなどで下落しましたが、依然として400円台をキープしており、上昇トレンドにあることがわかります。また、移動平均線やボリンジャーバンドなどのテクニカル指標も強気のサインを示しており、株価の上値余地はまだあると考えられます。以上のことから、グローバルダイニング<7625>の業績予想の上方修正は、同社の株価にプラスの影響を与えると言えます。

明日の監視銘柄

  • ソシオネクスト<6526>
  • ドリコム<3793>
  • Speee<4499>
  • 日本M&Aセンターホールディングス<2127>
  • 北海道電力<9509>

来週はきつそうなので短期でボラがありそうなところを。。。

最後に

今週は最後の最後に日銀金融政策決定会合で長短金利操作の方針を変更しましたね。。。

個人的には予想を外したので厳しくなりそうな。。。

不動産や円安メリットの大きい銘柄を利確して逃げないといけなさそうですね。

SVBの件で夏~秋くらいにはもう一行くらい潰れるかなと思っていたのですがもうなさそうですね。

銀行株かなり上げてしまいましたが、下げたら買い戻そうかなと。

難しい局面ですがうまく立ち回りたいですね。

それで来週も頑張っていきましょう!では!

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ニュース情報参考 株探(かぶたん):https://kabutan.jp/

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