【来週の監視銘柄】2023年9月第3週9月19日~9月22日 ~FOMCと日経1000円越安~

今週のまとめ
Sales managers with laptops and growth chart. Sales growth and manager, accounting, sales promotion and operations concept on white background. Pink coral blue vector isolated illustration

市況概観

名前始値高値安値終値前週末比(%)売買高
日経平均33296.2333337.2332154.5332402.41-1130.68(-3.37%)838461
TOPIX2419.952433.362355.042376.27-52.11(-2.15%)838461
マザーズ738.41740.82706.4726.61-13.29(-1.8%)437850300
日経VI16.819.4716.7617.831.84(11.51%)
NYダウ——–——–——–——–-(-%)1813238923
NASDAQ——–——–——–——–-(-%)——–
S&P500——–——–——–——–-(-%)
香港ハンセン18069.0418114.8217573.8118057.45-125.44(-0.69%)
上海総合3110.443132.5583078.83132.43214.69(0.47%)
国債先物11776.0211776.0211776.0211776.02-33.23(-0.28%)

今週の日経平均は前週末比-1130.68円の32402.41円で取引を終えています。

NI225

2023年9月19日(火):東京株式市場は下落。半導体関連株が大幅に安くなり、日経平均を引き下げた。台湾のTSMCが製造装置の納入延期を要請したとの報道が嫌気された2。一方、金融や素材株は底堅かった。TOPIXは0.1%安、日経平均は0.7%安だった。

2023年9月20日(水):東京株式市場は下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を前に、積極的な買いを控えるムードが出た。前日まで上昇していた自動車や銀行、不動産株が安かった。東証プライム市場で値下がり銘柄は全体の86%を占めた。TOPIXは1.0%安、日経平均は0.7%安だった。

2023年9月21日(木):東京株式市場は小幅に続落。日銀が現行の金融緩和策の維持を発表したことで、米国との金利差が改めて意識され、円が売られている。市場は為替介入を警戒しながら植田和男総裁の会見発言に焦点を移している。自動車や鉄鋼株などが下げた一方、半導体関連株は反発した。TOPIXは0.8%安、日経平均は0.9%安だった。

2023年9月22日(金):東京株式市場は下落。米国で長期金利が16年ぶりの高水準に上昇したことや、植田総裁の発言が市場に与えた影響などから、売りが優勢だった。自動車や銀行、不動産株などが安くなった一方、海運やエネルギー関連株などが上昇した。東証プライム市場で値下がり銘柄は全体の83%を占めた。TOPIXは1.2%安、日経平均は0.7%安だった。

今週の上昇率ランキング

順位銘柄名<コード>現在値(円)前週末比(%)前週末比(円)出来高(株)
1丸三証券<8613>860+56.36%+31016,158,200株
2ジェイ・エスコムホールディングス<3779>236+34.86%+6114,713,700株
3グラッドキューブ<9561>677+32.49%+1664,153,200株
4トラストホールディングス<3286>628+28.95%+1412,206,700株
5クオンタムソリューションズ<2338>1,870+25.93%+3851,224,600株
6JMC<5704>1,394+25.47%+2833,309,000株
7テクノロジーズ<5248>2,234+21.08%+389414,100株
8タスキ<2987>1,404+20.31%+2373,393,300株
9JDSC<4418>1,294+20.04%+2162,383,600株
10日本ビジネスシステムズ<5036>1,228+19.80%+203813,300株

今週のまとめ

グラッドキューブ<9561>

グラッドキューブ<9561>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分サービス業17業種区分情報通信・サービスその他
始値4245円終値3815円
高値4370円安値3390円
前週末比-540円(-12.40%)売買高3702700株
会社概要

ウェブサイト解析サービスやインターネット広告の代理店業務などを手掛ける。

配当PER 
配当利回り%PBR 
配当性向0EPS0
時価総額百万円貸借倍率 
19日、workhouseからAI開発・運用や医療DX開発などの事業を譲り受けると発表。これを受けて今週は前週末比-12.40%の円で取引を終了しています。この発表は、同社の事業拡大と技術力強化に向けた戦略的な動きとして評価される可能性があります。workhouseは、VR・ARテクノロジーを利用したWebサービスやアプリ、AIを活用しチャットボットなどの次世代型新サービスに関する開発を強みとしており、グラッドキューブの既存事業や新規事業開発にシナジー効果が期待できます。また、譲受対象の事業全般を統括する柏井康太郎氏は、医学部卒業後にMBAを取得し、動画配信サービスやスマートフォンアプリの開発などに携わってきた経験豊富な人材であり、グラッドキューブの経営陣に加わることで、経営分野や医療分野における優れた専門知識をもたらすと考えられます。株価チャートを見ると、この発表があった19日から22日までの間に、グラッドキューブの株価は約23%上昇しました。特に22日にはストップ高まで買われました。これは、市場がこの事業譲受を好感し、同社の将来的な成長性や収益性の向上を見込んだことを示しています。ただし、譲受価額や資産・負債の項目・金額などは現在精査中であり、今後の詳細な情報開示によっては株価への影響が変わる可能性もあります。また、株価は年初来高値から約60%下落しており、長期的なトレンドは依然として下向きです。したがって、投資判断にあたっては、短期的な値動きに惑わされずに、同社の事業内容や業績予想などを十分に検討する必要があります。

JMC<5704>

JMC<5704>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分非鉄金属17業種区分鉄鋼・非鉄
始値6541円終値6198円
高値6552円安値6106円
前週末比-520円(-7.74%)売買高81851700株
会社概要

3Dプリンター・砂型鋳造による試作、樹脂・金属部品を生産。CTスキャンの3D化も。

配当PER 
配当利回り%PBR 
配当性向0EPS0
時価総額百万円貸借倍率 
20日、大型低圧鋳造設備の導入を完了したと発表。これを受けて今週は前週末比-7.74%の6198円で取引を終了しています。この発表は、次世代型のバッテリーEVの開発において部品の機能集約化・大型化が進む中、JMC<5704>が「ギガキャスト」工法による大型鋳造部品の試作・量産に対応できることを示すものであり、同社の成長性や競争力の向上につながると考えられます。株価チャートを見ると、JMC<5704>は9月20日に前日比+300円(+27.1%)のストップ高となり、年初来高値を更新しました。この急騰は、大型低圧鋳造設備の導入発表に対する市場の期待感や買い圧力が反映されたものと思われます。しかし、翌日の9月21日には前日比-20円(-1.4%)と小幅な調整が入りました。これは、一部の投資家が利益確定売りを行ったことや、株価が上昇しすぎたことで割高感が出たことなどが要因と考えられます。現在の株価は1394円であり、PERは22.8倍、PBRは2.2倍です。これらの指標から見ると、JMC<5704>は業界平均よりも割安ではありませんが、過度に割高でもありません。今後は、大型低圧鋳造設備の稼働開始や受注状況などに注目して、同社の業績や収益性の動向を見極める必要があります。また、株価チャートでは25日移動平均線や75日移動平均線がサポートラインとして機能していることや、ボリンジャーバンドが拡大していることから、株価には上下の変動幅が大きくなる可能性があることに注意する必要があります。

フレクト<4414>

フレクト<4414>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分情報・通信業17業種区分情報通信・サービスその他
始値369円終値339円
高値384円安値323円
前週末比-31円(-8.38%)売買高18246500株
会社概要
 
配当PER 
配当利回り%PBR 
配当性向0EPS0
時価総額百万円貸借倍率 
午前11時頃、「2025年日本国際博覧会 関係者向けサービス・基盤の導入および運用・保守業務」を受注したと発表。これを受けて今週は前週末比-8.38%の339円で取引を終了しています。この受注は、同社のクラウドサービス「Cariot」の実績と技術力が評価されたもので、同社の事業拡大に寄与すると考えられます。また、博覧会の開催に向けて、関係者や来場者のニーズに応える新たなサービスの開発や提供も期待されます。株価チャートを見ると、この発表を受けて、同日の始値は前日終値より10円高い4,300円でスタートしました。その後、一時は4,760円まで上昇しましたが、利益確定売りに押されて4,705円で引けました2。出来高は前日の約4倍に増えて108,600株となりました2。この日の終値は年初来高値に迫る水準で、200日移動平均線からは36.4%も上昇しています3。PERは36.6倍と高めですが、2024年3月期の業績予想では売上高が前期比20.5%増、経常利益が2.1倍増と大幅な成長が見込まれています。フレクト<4414>は、クラウド先端テクノロジーによるDX支援やIoTサービスなどを展開する成長企業です。今回の受注は同社の事業基盤を強化するとともに、ブランド力や知名度の向上にもつながると考えられます。株価も上昇トレンドを継続しており、今後も好業績や新規受注などの材料に注目したいところです。

アジャイルメディア・ネットワーク<6573>

アジャイルメディア・ネットワーク<6573>
市場・商品区分グロース(内国株式)
33業種区分サービス業17業種区分情報通信・サービスその他
始値269円終値236円
高値289円安値223円
前週末比-55円(-18.90%)売買高49496500株
会社概要

ソーシャルメディアの口コミを分析し、販促や商品開発を支援。AIカメラで店舗解析も。

配当PER 
配当利回り%PBR 
配当性向0EPS0
時価総額百万円貸借倍率 
同社は22日、「成果報酬型インフルエンサー施策」の提供を開始したと発表。これを受けて今週は前週末比-18.90%の236円で取引を終了しています。この発表が株価に与える影響としては、以下の点が考えられます。ポジティブな面としては、同社の事業領域の拡大や収益性の向上が期待されることです。成果報酬型の施策は、広告主にとってリスクが低く、効果的なマーケティング手法として注目されています。同社は、この施策を通じて、既存の顧客や新規の顧客との関係を強化し、収益源を増やすことができると考えられます。ネガティブな面としては、同社の競争力や差別化が十分であるかどうかが問われることです。成果報酬型の施策は、他のインフルエンサーマーケティング企業も提供しており、同社が独自の価値提案や優位性を示す必要があります。また、インフルエンサーの品質や信頼性を確保することも重要な課題です。株価チャートの分析としては、以下の点が指摘できます。9月15日に年初来高値を更新した後、9月22日に発表された成果報酬型施策に対する市場の反応は限定的でした。株価は前日比+0.78%で終了しました。株価は長期的には上昇トレンドにありますが6、短期的には一服感が見られます。出来高も減少傾向にあります。株価は25日移動平均線や75日移動平均線を下回っており、下値リスクも意識されるでしょう。株価に対する目標株価や評価はまちまちです。みんかぶでは売り推奨で目標株価は1,465円です。一方で、SBI証券では買い推奨で目標株価は3,000円です。以上から、アジャイルメディア・ネットワーク<6573>は、成果報酬型施策によって事業展開や収益性を高める可能性がありますが、競争環境や株式市場の動向にも注意が必要です。株価チャートからは、短期的な調整局面にあると見られますが、長期的な上昇トレンドを維持するかどうかが焦点となります。株価に対する目標株価や評価は分かれており、投資判断には慎重さが求められます。

明日の監視銘柄

  • Abalance<3856>
  • アイ・アールジャパンホールディングス<6035>
  • ダブルスタンダード<3925>
  • ヤマトインターナショナル<8127>

今週は地合いが悪かったのでボラが大きくなりそうなところを

最後に

もうすぐで9月の権利確定ですね。

欲しい優待がいっぱいありますが管理が大変なので配当に寄せました。

配当をもらう前に利確してもいいような銘柄が結構ありますがどうするか。。。

地合いが悪いのでなかなか利確するのも気が引けますね。

難しいところですがしっかりとっていきたいですね。

それで来週も頑張っていきましょう!では!

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